宇宙に浮かぶ不思議な島

Guten Tag

ようこそ、にゅうらんどへ!



ここは、どこにでもあってどこにもない、空想と夢の國


今あなたが立っているのは、まったく新しい異次元の入口、宇宙?物語の1ページ?それとも心の中?

自然と同じように、山や海、湖や砂漠があるけれど、そのひとつひとつに隠された意味があるのです。始めて訪れた町なのに何故かなつかしく、いつか来た気がしたら、ずっと昔かずっと未来に、ここに住んでいたのかもしれませんね。

さあ、ゲートをくぐって、どこか遠くにきたような珍しく懐かしい風景に抱かれ、出会ったこともない、そしてとても近くて深いところにすんでいる、恐ろしいけれど憎めない仲間たちに会いに行きましょう。



メインストリートCOK


 ここはこの国の、キャピタル。小さな街ですが、人々は皆ここでいろいろなものを売り買いし、集い、暮らしています。まんなかの通りは、ここに初めてたどり着いた少年を記念して、COK通りと名付けられています。左右に拡がる街並みは、それぞれバニラ街、シナモン街、ショコラ街、ミント街。COK通りのつきあたりに、入植したころの砦跡があり、にーせん城と呼ばれています。人が住んでいるのはここいらあたりだけ。この国の奥地は、どうなっているのか、わかりません。だって、かつて何人もの勇者たちが旅立って行きましたが、まだ無事に返ってきた者は無いのですから。

古地図発見!

召されし者の上に祝福を! と大きく書かれた看板をあげた、古本屋に入ってみましょう。何かこの国のことがわかるかもしれません。こざっぱりとした街には似つかわしく無いほど、ひどく汚れ薄暗い店。
そこに怪しい"なり"をした男がひとり。手に持ったボロボロの紙を、誰かれかまわず、無言で押し付けています。手にとって見ると、それは

呪いと、祝福の地図

地図は、いつ誰によって描かれたのか、どれだけ正確なのか?にーせん城の向こうには嵐の海と呼ばれる大きな湖が広がっていて、難破する船も多いとか。奥地へと陸路で向かう道は湖を東に迂回するか、西に迂回するか...。

(にゅうらんどは、人の心の中を全体のテーマとしていますが、各々のゾーンがテーマを持ち、深く追求しています。ここにご案内する内容は、あなたが男に押しつけられてしまった"きたない地図"のすかしとして古代ニューン文字で書かれている文章からの抜粋です。)

旅はここから想像するよりはるかに危険なものであるかもしれません。Your own riskで探検してください。しかしあなたが受けた困難に比例して、野原や砂漠やちょっとした森の陰で得るものは、きっと素晴らしいものになることでしょう。


さあ、あなたはどこから探検する?


にゅうらんどに対するご感想ご意見をお待ちしています。
渡辺洋子(GEA01137@niftyserve.or.jp)
構成協力:久下洋一(PBB02053@niftyserve.or.jp)、独語:川村雪子(KHA04033@niftyserve.or.jp)

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