北信越ロケットクラブ
通称:ロケット雑技団
ホームページ

1997/10/15更新

   長:小林 真
担当者:正能洋子(yow@on.rim.or.jp)
構成員:メンバーは長岡技術科学大学航空部を中心に、学生、社会人、教師、中学生など。
活 動:新潟県を中心に、東北地方から信州北陸地方まで日本海側をカバーして活動しています。
    1991年頃より有志で活動を始め、1992年5月、JAR公認クラブとなりました。
    クラブのない地方で、クラブが発足するまでのサポートや、長距離会員も多数?

教   育

  中学校の授業や、科学館でのモデルロケットロケット指導のお手伝いをしています。 新潟大学付属長岡中学校では、「流体力学の仕組を教えたい」 と全国に先駆けて、1993年よりモデルロケットを選択技術科の授業に取り入れました。HRCでは、ロ ケット製作の実技や設計シミュレーション用のパソコンソフト作りなどを支援してきました。生徒 たちオリジナルのユニークなロケットは、年1回開催している北信 越大会で、その雄姿を披露してくれます。
その後、徐々にではありますが、科学クラブなど学校で取り組むと ころが増えました。
1992年より3年間、新潟市内の県立科学館で夏休みの工作教室 にモデルロケットロケットが取り入れられました。ここで試験的に、数日間に亙るテストプロ グラムをさせていただいたのですが、創作設計やパソコンを使った設計評価などのカリキュラムが、 その後の学校活動での基礎となりました。

Odd-Rock

 「ロケット雑技団」を自称するHRCでは、オリジナルのおもしろロケ ットに力を入れています。ロケットとは似ても似つかぬ形状のもの、とても飛ぶとは思えないも のも飛ばしてしまうのです。これまでにカップラーメン、3尺玉、ハクション大魔王の壷、道路標識 などが好評を博しました。 しかし、これらのアイディアも、基本の知識やデータ・経験に裏付けられた技術あってこそ、なのです。 HRCの母体である長岡技術科学大学航空部内では、技術を磨くため、ある日突然「ロケットの鉄人」とい うコンテストが開かれることもあります(^_^;)

ハイパワー 

 秋田県由利郡岩城町勝手海岸。この日本最初の科学ロケット発射実験 場のあった町で、毎年7月に、小学生対象のロケット教室とハイパワー ロケットの打ち上げが行われています。現在国内で使用できる最大のモデルロケットエンジン、 H型エンジンを使った打ち上げが出来る、数少ない機会です。
昨年(1994年)は、多段式点火技術・搭載装置(カメラ)・二段減速パラシュートなど、技術担当員の 技術の集大成であるベビーロケット(R)ほかを打ち上げました。
 また昨年の世界模型航空選手権(岡山)では、実物大カッパーやラム ダロケットの打ち上げを行ないました。

ペットボトルロケット
 HRCは北信越ロケットクラブの略。モデルロケット(MR)以外でも、ロケットと名がつけば何でも興味津 々。もちろんペットボトルロケット(WR)の研究や打ち上げにも取り組んでいます。WRはMRより安く手軽 に打ち上げができるという利点があります。またMRの理論を応用して、新しい性能や安全面での研究も出来る 可能性があります。メインエンジンに水ロケット、SRBにモデルロケットエンジンを使ったH2ロケットをつ くってデモフライトしたり、ペットボトルロケット教室を開いたりしています。 単なる水ロケットではなく、ホース接続した2段式の開発や、シャンプーピストンを利用した多段ロケットのほ か、カメラを搭載して空中写真撮影なども行っています。

一番最近では 

 千葉県の印西市にある東京電機大学千葉ニュータウンキャンパスで、関東地方で初めてI(アイ)型エンジンのロケットを打ち上げました。毎年行われている、コスモス祭で、デモンストレーションとして、重量4キログラム・全長3m以上の巨大なロケットです。もちろん千葉県では初めての打ち上げを、迫力満点の手に取るような間近で多くの人が見守りました。その様子は翌日の産経新聞にも掲載されました。

発射ボタン

·  JAR ・・・ 日本モデルロケット協会

·  各地ロケットクラブ ・・・日本のロケットクラブPage

·  塩田ロケット工房 ・・・日本のロケッティアPage

·  にっぽんロケット館 ・・・日本のロケット史

·  誰でもつくれるモデルロケット ・・・EstesPage

·  自分でつくったロケットで飛び出す宇宙 ・・・SEADロケットPage

·  アマチュアロケットの宇宙 ・・・ロケット関連Page

·  水ロケットの小部屋 ・・・ 愛知物理サークル

·  コクピット ・・・ HRC御用達、オンラインモデルロケットショップ

クラブへの加入申込、教材用資料請求、パソコンプログラム、カリキュラムの内容など、
何でも*****お問い合わせ*****は、正能洋子(yow@on.rim.or.jp)まで。