おもしロック

小林会長(マー坊)作、魔王ザはくしょん

ロケット雑技団といわれる、HRCの代表的人物の代表作。
重そうに見えるが、超軽量紙粘土で出来ているので、きわめて軽い。
D型エンジンを使う。
ハ〜クションというエジェクションとともに巨大なパラシュートが出る。

イカ2号

HRCのご隠居ことコゲチャの水族館シリーズのひとつ。
生イカの形をしている。
以前にスルメの形をしたイカ1号があった。
そちらはブーストグライダー型であり、視界没になってしまった。 こちらは、銀色(競技用)パラシュートを搭載しており、
降下する際はクラゲに変身するという噂がある。

エイ型ロケット

1/2A型エンジンを使うが、A型ロケットという意味ではない。
海にいるエイの形をしたロケット。
普通モデルロケットは尾翼が後方にあるが(安定のため)
大胆にも前方にヒレがあるエイを型どった。
安定は長いシッポがその役割をになっている。
エンジンの重量で重心の位置を調整しており、
燃焼が終了して重心が後方に下がると、宙返りしながら滑空する。

コンブ号

打ち上げる際は、単なる細身のロケットのように見える。
上空でエジェクションすると、ボディー全体(ノーズとボディーチューブ)が
スルスルほどけて、帯状になる。
ゆらゆら落ちてくるさまは海中で揺れる昆布そのもの。
つまりいわゆるストリーマ回収機である。ただしストリーマを内蔵しているのではなく、
ストリーマそのものを打ち上げる・・・・ってこと?
材料はブローニ120Bカメラのフィルム保護紙が使われている。

アジのひらき号

なぜアジのひらきかというと、フォルムではなく、
打ち上げたロケットが上空でさかなのヒラキのように、
腹から開いてグライダーに変身するから。
双胴の前尾翼グライダーを、縦に2枚に折り畳んで打ち上げ、上空で展開させるもの。

2まいおろし

打ち上げる際は、大きな後退翼を4枚持った普通のロケット。
エジェクションで2機のグライダーに変身し、滑空する。
ブースト時はグライダーを2機腹合わせにすることで、揚力を消している。

デインジャラスコーン

進入禁止(JARのHPに掲載)に続く道路標識しりーずの第2弾。
発射台の近くにおかれたセーフティーコーンのように見え、カウントダウンとともに、
ロケットではなくこちらが飛び上がると観客は大笑いする。
いわゆるウケねらいだけを目的とする。とてもデインジャラスなので危険円錐と命名。

イレコ多段ロケット

みた感じはふつうのロケットの様に見える。
しかしその実は多段式。
入れ篭(いれこ)構造に上段を内蔵していて、各段燃焼終了ごとに、内側から上段を打ち出す。
付属長岡中学校生徒作品。

ロケット推進オートジャイロ

ふつうモデルロケットは推進のためにエンジン推力を使うが、
こちらは回転翼を回転させるために推力を使う。
東欧のロケット図面集からヒントを得、自分の創作を加えて製作された。
特別な発射台も同時に製作されている。
付属長岡中学校生徒作品。

空中分解ロケット

みた感じはふつうのロケットの様に見え,普通にカウントダウンされ、普通に打ち上げられる。
しかしロケットに何らかの異常が有ったのか、突然爆発しバラバラに空中分裂する。???????
しかしその実はすべて仕組まれた構造で、任意の高度でわざとバラバラになるように設計されている 機体。
キットに同様のものがあるが、これとは全くデザインが異なる。
また分解する様もすさまじい。

スカイワルツ号

打ち上げや飛行状態ではなく、回収降下する姿に芸術性を求めた機体。
材料はムクのバルサ棒をロケットのフォルムに加工し、内部を空洞にして長いリボンが収納してある。
エジェクションで胴体は完全に縦に2分割する。
両方のパーツは空気力中心と重心を一致させてその位置にリボンが取り付けられており、
両方がつながっている。
降下する際、男女がもつれ合ってワルツを踊っているように舞う姿が特徴的。

可変翼グライダー

ブーストグライダーは打ち上げる際(ブースト時)は抗力を最小限にし
揚力は0(ゼロ)にしなければならない。
そこで翼をハサミのように前後スイングするように設計したもの。
打ち上げ時は極端な後退翼。
グライディングするときには、大きな揚力を持たせるため前進翼形になる。
1/2Aエンジンでとてもよく滑空するため作って飛ばす度に紛失するのが悩みの種だとか。

1/3パトリオット

とにかくでっかいぱとりおっとミサイル。
どーだー!
材料は建築用型枠材料の筒です。

未来型H2

ロケット雑技団といっても、まともなものをつくるメンバーもいます。
SRBを6つ付けたパワーアップ型の未来型H-2ロケットです。
ただしこれがつくられた翌年、実機はLE-7をブースターにして複数取り
付けることにデザイン変更されました。

3段式おぷちま

HRCの出来た頃、最大のロケットはおぷちまでした。
いまは懐かしいあの機体を、3段式に改造したものです。
おごそかなきれいな上昇を見せる素晴しい機体でした。

有人ロケット?

この写真、決して人を乗せようとしているのではありません。
着地したデルタクリッパー(DCY)を回収に行ってくれた子供が
大きいので抱え切れず、なかに入って歩いて帰ってきたところです。
すべて発泡スチロールで出来ているので、このサイズで数百グラムの重量です。

作りかたについてのお問い合わせは、 北信越ロケットクラブ事務局まで。


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