道川ロケットカーニバル

ペンシルロケット教室

道川は日本のロケット発祥の地。
それだけにロケットに対する関心も知識も深い。
毎年、50人を選び道川小学校で宇宙教室が開かれます。
子供たちもたんなるモデルロケットではなく、
ペンシルを作りたい、飛ばしたい希望が多いのです。

道川海岸発射場(現代版)

40年前は東大の博士や学生が汗を流した道川海岸。
いまは何の面影もありませんが、この日ばかりはロケット一色。
博士や大学生のかわりに小学生が、思い思いのロケットを
発射台にセットします。。 緊張感は40年前もいまも同じ〜!

発射管制センター

当時、管制センターにすわってカウントダウンと発射の総指揮は
あの糸川博士がとりました。
今は、子供たちが自分で安全確認をし、発射台の点検をして打ち上げます。
失敗する子も、大成功の子もさまざまですが、
夢は宇宙に広がります。

発射管制センターの復元

1995年はペンシルから数えて40周年。
ロケットを打ち上げるだけではなく、管制センターを復元しました。
宇宙関係の40年前の写真をご覧ください。。
糸川博士の出で立ちと、左にすわる女性の姿が再現されているはず。。
前にずらりとならんだ電球は、最終点検が終わるごとに
各部署からの発射準備完了の知らせがやってくる仕掛けです。
1秒ごとのカウントダウンもおごそかです。

ベビー発射!

ベビーロケットの実物大を、
これまた実物大で復元された発射台から打ち上げました。
写真からも轟音が伝わってくると思います。
発射の瞬間ですからそれほど煙も多く有りませんが、
実際は煙もなかなかものがあります。
当時はいろいろな条件を変えて
1日数機が打ち上げられたと記録にあります。
実際みた人の話によると、全く当時と同じだったと
お言葉を戴きました

いわき号


始めて道川で初めて打ち上げられたハイパワーロケット。
実験のためのテスト打ち上げ以外では、全国で初めて。
ベースキットはNRCのファントム4000。
記念して、岩城号と名付けられました。

H-2道川号

国産技術だけで作られた日本の誇る最新機種、H-2。
1994年は、H-2イヤーでした。
道川ロケットカーニバルでも、1/25スケールモデルH-2が登場。
全長2m、直径150mmの機体は、迫力のある打ち上げを演じました。

道川ロケットカーニバルついてのお問い合わせは、 北信越ロケットクラブ事務局、
もしくは岩城町産業振興課 秋田県由利郡岩城町内道川字新鶴潟50 電話0184(73)2011
まで。


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