電動スコーピオン


スコーピオン製作法は全部で4部構成になっております。では製作に入ります。



 1.全体の構成
 全体の構成としては写真の様になります。
 大まかに言うと改造箇所は、メカボックスの前後の切り詰め・ショートストロークによる各箇所の改造(メカボックスフレーム・シリンダー・ピストン・ピストンヘッド・タペットプレート・タペットプレートスプリング・セクターギア・メインスプリング・メインスプリングガイド・トリガー・スイッチ部分等々)・モーターの取り付け角度を変更・グリップの幅を2mm程拡大・バッテリーをバレルの回りに配置・バレルはマルイの固定HOP(¥2980シリーズの物)に喚装・後細かい部分はは現物合わせででっち上げました。<Fig・1>
 尚塗装はインディの「パーカーシール」です



 2.レシーバーの加工
 まずはスコーピオンを完全分解します。
そして内側のリブはバレル以前を除いて全て取り去ります。<Fig・2>
 また、エジェクションポート・左右のコッキングハンドルの溝も穴を開けます。エジェクションポート空は充電用のコードを引き出したりします。
 レシーバーの幅はきっちりメカボックスの全幅と同じなのでレシーバー内壁は綺麗に仕上げておいて下さい。
 私はニッパーで大まかにむしり取った後彫刻刀(平刃)を使用しましたがモーターツールを使用出来ればその方が楽できます。
 ただ、このレシーバーで、メインスプリングやその他のテンションを一手に引き受けますのであまり肉薄にはしない方が良いようです。

 フロントサイトは私が手に入れた物が初めから割れていたので0.5mm厚のアルミ板から作り直しました。薄いアルミ板だったので、形がひしゃげております。<Fig・3>
 この様な金属板の加工は(特に曲げ加工)非常に面倒です。このフロントサイトもできれば1mm圧の鉄板から作れれば良かったのでしょうが・・・。
 塗装は塗料を使用するつもりでしたが、面倒だったので、ガンブルーの溶液に浸して終わりにしました。

 これはレシーバー左側のチャンバー付近の写真です。<Fig・4>銀色の半円形の物はノズルガイドとして働いています。
 また、その下の金属製の棒は、タペットプレートスプリングを受けるための物です。3mmのネジの頭を切り取り、プラリペアと、瞬間接着剤でナットを埋め込みました。
 チャンバーはノーマルの物を使用しますので無くさないようにして下さい。

 レシーバー左側のマガジンキャッチ付近です。<Fig・5>この様に、マガジンキャッチ自体もメカボックスとの干渉を避けるために削られておりますし、その基部もマガジンスプリングが露出する程までに削られています。
 そのため、分解・組立が少しばかり面倒ですが、マガジンを挿入したときのクリック感は残っています。パチッとはまります。
 写真にはないですが、マガジン自体もメカボックスとの干渉を避けるために少々(上部を)削り込んであります。

 また<Fig・6>はレシーバー右側のマガジンキャッチを受け入れる部分です。
 こちらも左側と同じようにギリギリまで削り込まれているのがお分かりだと思います。
 このあたりの加工は、数値に表すことは難しいので現物合わせでお願いするしかありませんが、なるべくメカボックスの方を小さく加工するようにしていただけますとかなりスムースに組み込むことが出来ると思います。




以上で前半部分を終わります。

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