5.レシーバーの加工その2 |
---|
写真<Fig・13>の様にレシーバー後端をとめるネジを埋め込みます。3mmのネジとナットを使用しましたが、スリングが付いていたところに左右を止めるネジを作ります。貫通させるほどの長いネジがなかったので私の場合はナットをプラリペアの中に埋め込んでやりました。 この方法ですとかなりのトルクに耐えられます。 |
やり方はほぼ上の方法と一緒で、プラリペアにてナットを埋め込み、ネジの頭が隠れるようにナットと反対側のグリップを少しえぐって同じくプラリペアにて造形しました。 またこの様にシボシボのある物を加工したときに困るのが表面仕上げなのですが、今回は「スエード調スプレー」の重ね塗りで仕上げてみました。実際グリップ中央にあった筈のネジ穴が全く分からなくなっていることと思います。私は今回5回ほど重ね塗りしてみましたが、皮膜も丈夫で良い質感がでています。 |
取りあえずこんな所でレシーバーの工作はおしまいです。このコッキング式KG9はかなり肉厚のABSで出来ていますのでABS加工は疲れると思いますが頑張って下さい。 |
6.コッキングハンドル・アッパーレシーバー |
---|
またコッキングハンドルは私の場合この様にガス式KG9の物を縦に半分に割り、裏側のメカボックスと干渉する部分を削って組み込んでみました。<Fig・17> <Fig・18>の様にぴったりとメカボックスに張り付いてしまいます。一応動いてしまうのですが全く意味がありませんので、エジェクションポートと同じようにアルミ板を張り付けてコッキングハンドルをボルト止めしてしまった方が簡単でしょう。 |
7.バッテリー |
---|
バッテリーは得意のガム電池*6 7.2V 650mAをバレルジャケット内に搭載しています。<Fig・19・20> バッテリーはインナーバレルの回りに巻き付くように配置されています。しかしながらほんの少し引っかかるのでインナーバレル側面を削って有ります。命中精度に影響がでるかと心配したのですが、全く影響無いようです。 バッテリー同士の半田付けはなかなか難しく付いたと思っても直ぐに剥がれてしまうのですが、今回はラジコン用の用品を購入して半田付けしましたが結構いい感じです。 ただ一寸むき出しなのがショートしそうで恐いですが・・・。 |
8.マガジン |
---|
マガジンはKG9ノーマルの物にマルイ純正200連マガジンを加工して入れて有ります。<Fig・21・22> この加工は簡単なようできちっとしていないとかなり面倒な加工です。こつとしてはなるべくギアの部分に削りかすを落とさないこと・接合部はしっかり止めること・パイプなどの接合部分はかなり大きくテーパーを掛けておくこと・アウターマガジンとの固定はしっかりと止めること等です。 このKG9のマガジンは約260発程度入ります。 |
9.完成・実射 |
---|
オールドファンやマルゼンファンにはたまらないKG9あなたの押入に眠っているKG9が有るのなら是非ともやってみて下さいね。 |