サンプロジェクト製バトルゲーム1
HOPバレル製作


 今から5〜6年前までの私のメインウエポンはSS9でした。しかし、ローパワー化や電動ガンの台頭によりスナイパーを止めてアタッカーとしてゲームに参加することが多くなりました。
 そんな時に見た「山猫は眠らない」の影響もあって、M40でゲームに参加してみたくなりそこで目を付けたのが「バトルゲーム1」です。
 しかしいざ実戦に使ってみると電動ガンにも劣る命中精度・・・。そこで「HOP部分だけでも定評のあるマルイ製に変えては・・・。」と思い加工してみました。
 またこの加工は、NiftyのFMOKEIRG MES15でも話題になり、製作には大変参考にさせていただきました。ツチノコさん有り難うございました。



 まず、完全分解します。この際非常に重いトリガーもシアーとの接点を磨いて少しは良くしておきましょう。ただ構造上あまり軽いトリガープルにはなりませんので気持ちスムースになれば御の字です。
 1.全体の構成 <Fig・01・02・03>

 この様な構成になっております。ある程度改造をしたことのある方はピンと来ていることと思います。ただ単純にマルイ製HOPを組み込んだだけなのです。
 先ず、ノーマルバレルの根本の方を切り取り、チャンバー方向へのエアシールとします。その前方にマルイ製HOPバレル(お好みでカスタムバレルをどうぞ。私はPSG−1用の物を丁度良い長さに切って使いました。)にHOPUPパッキンの入り口の狭くなってるところをそぎ取った物を被せ、バレル固定用のイモネジが当たる場所に0.5mm厚のアルミ板を巻いておきます。アルミ板は無くても良いようですが、これがないとイモネジを締め込んだ時にチャンバーとバレルが斜めに(への字に)なってしまいます。また一応バレル方向へのエアシールとしてOリングをかませます。

 HOP調整ネジとチャンバーの穴です。チャンバーにはテンションゴムを入れるために楕円形に穴を開けます
 またチャンバーに付着している白い物はシールテープです。チャンバーからのエア漏れ用に一応巻いて組み立てたのですが無くても構わないようでした。心配な方は高粘度のグリスなどでも良いかも知れません。
 同じ物はHOP調整ネジにも巻いてあります。色が気に入らない方は黒のマジックで塗ってしまっても良いと思います。

 バレルです。マルイのHOPバレルの外径は8.65mmですが、BG−1は10mmでした。そこで、外径10mmの真鍮パイプを被せて径を合わせておきます。私は隙間に瞬間接着剤を流し込んで動かないようにしました。
 また、マズルの先は綺麗に面取って下さい。
 今思い付いたのですが、バレル先端ギリギリまでインナーバレルを延ばすのでは無く、少しばかり短くしておきそのぶん被せてある真鍮パイプをマズルまで延ばして「スリーブ効果」を狙った方が良かったかも知れませんです。元々サンプロ製のBG−1やRem700はポンプ容量が少し不足気味なのでその方が良い命中精度が出せる可能性もあると思います。

 HOP調整ネジ取り付け部分です。<Fig・06>当初3mmのイモネジを使用する予定だったのですが、6mmのネジから削りだした先端直径3mmのネジを使っています。何故かと言えばお恥ずかしいことにドリルの歯が滑ってしまい穴がずれてしまったからなんです。
 アウターバレルは表面が結構滑りますので慎重に位置を決めて下さいませ。
 ドリルの歯を当てるときにポンチで痕を付けますが、その時はポンチを一気に叩くと上手く行きます。

 HOP調整ネジもスコープのおかげであまり目立たないようです。本当なら、イモネジにしてもっと目立たなかったのに・・・。
 しかしながらイモネジの場合だと、対物レンズの直径が40mmを越えるスコープをマウントしたときにレンチが隙間に入らないと言うことがあるそうなので、指先で(やり難いながら)調節できるこの方式も良いかなと思っています。


完成!

 完成したBG−1はノーマルと比べるともう雲泥の差です。これなら電動ガンとまともに勝負しようと思える位の命中精度が出せますので、BG−1やRem700をフィールドに持ち出したい方は挑戦してみてはいかがでしょうか?


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