CZ752nd 1st化


 フィクストスライドのCZが発売されて随分立ちましたが、CZフリークにははずせない一品となっているようです。
 寒い時期ブローバックが動かないとき等には「これがないとダメなのよ・・。」(MOMOさん談)状態らしいです。それを(実銃では)高性能と誉れの高い1stにしてみました。



 この様にスライドとフレームを削ってしまうだけなのです。しかしながらスライド・フレームともに肉厚不足から穴が空いてしまいます。そこでプラリペアにて内側に肉盛りしてやります。
 この様な加工の時には元々の面との平行を出して上げるのが非常に難しいです。実際私自身「これで完璧!」と言うような方法は知りません。それこそNC旋盤でも有れば別でしょうが・・・。と言うことは全て「削る人の腕」に掛かっているわけです。
 今回は調子良く一発で決まりましたがヤスリを入れる前は結構ドキドキもんです。一応コツとしては、大きめのヤスリを使う・切削力の強い物を使う・思いっきり集中する・絶対削ってはいけない面はテープなどで保護する・ある程度削れたら面一になる面も一緒に少しだけ削って「面」を出す・もし失敗しても補修が効くと思う(実際効きます)となります。
 今回はスライドとフレームのかみ合わせは再現しませんでした。この様に多少のことは目をつぶる勇気?も必要です。

 3丁のCZ75 1stです。奥より「マルイ製 コッキング式」・「MGC製 ブローバック」・「MGC製 フィクスト」になります。実際にガンケースを開けたとき迷ってしまう程の出来になりました。
 細かく見て行くとトリガーのメッキや、かみ合わせ部分の再現などで分かるのですが、「どれがフィクストか選んでみて」と言うと大体だまされます。
 仕上げは削り込んだ部分を400番まで磨いた後、インディのブラックシールで全体を薄く塗装して上げました。
 本当なら艶消しではなくもっとブルーっぽい仕上げにしたかったのですがゲームでの耐久性を考えるとブラックシールになってしまいます。
 半日ほどで完成してしまいますのでお持ちの方は「ラリービンセント」を気取れる1stにしてみては如何でしょうか?



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