ここでは昔欲しくて欲しくて仕方がなかったつづみ弾を使用する物を主に紹介します。 |
増田屋製 ボルト888 |
---|
小学生の頃少年誌の広告に掲載されていた「ボルト888」。「サンダーボルト」・「SS9000」と共に私のあこがれの的でした。 「あれを持てれば強くなれる」と本気で思っていた物です。 さて今回入手した「ボルト888」はかなり程度が良く説明書などの欠品もない完全品でした。そこでまず説明書を熟読してみましたが、今現在でも十分に通用する内容です。 開発経緯より始まって、精密射撃の心得、実際の構え方、サイティングの仕方等かなり高度な内容です。またストックなどは入手した人が自分に合わせて削るように肉厚を熱くして有るのです。ストックを削った削りかすは燃やしても良い材質で作られていることが誇らしげに語られています。 そして付属している弾は「練習用弾」と「競技用弾」の2つ。この様にユーザーに対してきちっとしているメーカーはなかなか無いのではないでしょうか? 今回は残念ながら実射性能をお見せできないのですが、今後何とかしてグルーピングと初速(銃口エナジー)をお伝えしようと思います。 |
増田屋製 サンダーボルト |
---|
サンダーボルト。このメカメカしいエアガンは持っている子供をヒーローにしました。私も買って貰えない自分を恨んだ物です。 「ボルト888」より暫くして発売された「サンダーボルト」大分簡略化されたとはいえ内容の濃い説明書が付属しているところにも増田屋の気概を感じられます。 そんなことよりも銃を知らない誰からも「プロの使いそうな銃」と言う雰囲気を醸し出しているのは流石です。これが買って貰えない子供は「デタッチャブルシリーズ」それをも買って貰えない子供は「銀玉鉄砲」とブルジョアの象徴のような地位にいましたが。 こちらの方には「LONG SHOT」という飛距離を重要視した弾が付属してきます(玉に関しては下のコラムを参照のこと)。 私はストックをはずしてスコープをつけたハンドライフルっぽい形にしたときが一番好きでした。今やこの様な夢にあふれたエアガンは二度と作られることがないと思うと少し寂しいような気もします。 |
増田屋製 ボルトシリーズの弾に関して |
---|
この様に私の知る限り増田屋製ボルトシリーズには3種類の弾があったことになります。 1つめは「ボルト888」に付属の「練習弾」。2つめは同じく「ボルト888」の競技弾。3つめは「サンダーボルト」に付属の「LONG SHOT」。 重量や弾頭形状・材質まで違う3種類の弾を製造した増田屋には(実際に効果が有ったかどうかは別として)頭が下がります。今では重量が違うだけで全部6mmBB弾です(少し前には「尻尾付きの弾・AFA」や「流線弾・これは個人で製作されたが危険なので消えた」がありましたが今はもう特殊形状弾は組合の規制もあってかありません)。 近々全ての弾を実射して詳しいデータを取ってみますのでご期待下さい。 |