C/Plus発足に当たって


〜TOYGUNカスタムサイトの一つの提案〜

 多くの方々のご協力と皆様の御支持によって私のTOYGUNサイト「GUNSMITH」も100000アクセスを越えるまでになりました。
 しかしながらTOYGUNと言う趣味も、環境への影響・法規制への危惧・ユーザー数の低下など多くの問題を抱えています。また、TOYGUNに関する改造に関しても、明確な法規制がないことを隠れ蓑に、かなり危ない改造を未だにTOYGUNに対して施している個人・SHOPも見受けられます。
 そこで、相模原運動会のせーの氏と共にTOYGUNカスタムの情報交換に関する新しい形態を模索していました。
 まず、
●私たちが、自分たちの首を絞めないためにはどうしたらいいのか?
●より危険な方向への興味よりも、より安全に楽しめる方向へのプレゼンテーションが出来ないか?
●完成度が低いと言われているTOYGUNに関して、安全にチューニングするTipsをより沢山集められないか?
●Webページは基本的には個人のモノだが、その垣根を取り払い、一つに集めることは出来ないだろうか?
●ホームページ製作・公開環境のない方にも、作品・ノウハウの公開の場を提供できないか?
●個人での実験・データ取りなどには金銭的時間的制約があるが、人を沢山集められたらその負担は減るのではないか?
●そしてその情報を多くの方に公開し、TOYGUNの趣味に役立てられないか?

この様な話が出てきました。
 特に上に挙げた中で、実験時の負担の軽減と情報の共有と言う面でのアイデアを煮詰めて行く事で、今回の「C/Plus」の原案が出来ました。
 詳しいお話はC/PlusのInformationをご覧頂きたいのですが、私なりの考えと説明を致したいと思います。

 垣根を越えよう!
 Webサイトは完全に個人の持ち物です。しかしながら利用者の簡便性、情報共有と言う観点から見ても、今までの「TOPページへのリンク」だけでは追いつかなくなってきていると思います。
 私のホームページの様にTOYGUNだけに特化していれば、そのTOPページへのリンクでも事足りるのでしょうが、TOYGUNのコンテンツを見るためにいちいちTOPページのリンクからたどって行くという形では、時間と労力の浪費と思えます。
 又、何処にどんな情報があるかを探し出すためには、急激に膨れ上がったTOYGUN関連のページをくまなく探して行かなければなりません。
 そこで「C/Plus」は、従来の「TOPページへのリンク」だけではなく、各協力サ イトコンテンツへの「ダイレクトリンク」によって、テーマに沿ったコンテンツを一 目で捜し出せるというソリューションを提案します。

 

 安全な改造・チューニングとは何か?
 日本には銃刀法と言う世界にも希な銃器に関する厳しい法律が存在します。それらの法律に関しての論議はこの際置いておきますが、実際に一般の市民が拳銃やアサルトライフルを所持することは出来ません。
 その代わりと言ってはなんなのですが、TOYGUNと言う素晴らしい玩具が我々の前には存在します。この玩具は、使用方法を間違わなければ、人にケガさせることもなく、安全に銃器への憧憬・興味を果たしてくれます。
 しかしながら、TOYGUN、特に撃発機構がないとされているエアソフトガンに関しては明確な法規制がないのが現状です。ですから未だに「どう考えても危ないパワーのエアソフトガン」などのアンダーグラウンドな改造、則ち「明確な法規制がないのだから何をやっても良いじゃん」と言う方々も居られます。
 確かに現状では明確な法規制はないでしょうが、その様な「人を傷つける可能性 がより高くなる改造」を続けていけば、一時期の「ハイパワーゲーム」のような悪循 環が簡単に想像できます。そしてまた、更なる”法規制”をも招きかねません。
 そこで、新しくこの世界に入ってこられる方々や、自分の趣味の方向性を決めかねている方に、新しい価値観の一つの提案として「C/Plus」を提案したいのです。
 世間に受け入れられにくい”銃”と言う趣味を模型やラジコンと同じように楽しめたら・・・。そろそろユーザーの側からの意識改革が必要だと思っています。
 「C/Plus」は、エアソフトガンのカスタム・チューニング・Tips等のコンテンツ へのキー・サイトとして、独自の判断で「より安全で・楽しく・有益な」情報源とし て機能していきます。
 逆に言うと、上記に合致するコンテンツで有ればどの様なホームページにある情報でも「超歓迎」って所です。

 文句を言う前に「育てよう!」
 玩具とはいえ「工業製品」であるTOYGUNは、本来ならば、一定の完成度とアフ ターサービス等を期待できるはずのものです。しかし「TOYGUN」であるがゆえに、 「使いたいんだけれど使い物にならない」と言う製品が数多く存在しているのも事実 です。
 その様な製品を手にしたときに、返品するのも、捨てちゃうのも、文句を言って中古で流すのも、押入にしまい込むのも購入者の自由なのですが、実はホンの少しのチューニングやTipsで蘇る製品も有るのです。
 せっかくこの世に産まれたTOYGUN。もし使えるならば使えるようにする知恵をみんなで出し合ったら、より多くの製品を実際に楽しめると言うことになります。
 不具合のある製品が世に出てしまったときに「これはチューンのしがいがある」と考えて、みんなでアイデアを出し合って解決してより楽しんで行く・・・。
 ”より前向きに・より楽しむ”「C/Plus」は、ユーザーもメーカーも製品も「一緒に育って行くこと」を目指しています。

 多くの方に情報公開のチャンスを!
 Webを楽しんで居られる方の中にも色々な方が居られます。私のように自分で情報公開の手段と時間を捻出できる方も居られるでしょうし、そうではなく会社や学校のパソコンを借りてブラウズするだけの方も居られるでしょう。
 そう言った、「御自分で情報公開する術のない方の情報」も「C/Plus」では広く扱って行きたいと思っております。
 具体的にはそのコンテンツを記事に起こしていただき、(詳しくはC/PlusのInformationをご覧下さい)C/Plus協力サイトのどこかのサーバー公開するという手を使います。
 その様なコンテンツが少ない間は、言いだしっぺの私かせーの氏のサーバーに取りあえず置きますが、もしそれがオーバーフローするようなときは、協力して下さる方のサーバーをお借りしてでもと考えています。
 確かにヘタをすると金銭的な負担になる可能性もあるのですが、その負担よりももっと多くのメリットがあると確信しています。

 実験するにしても「みんな」で分担すれば楽だよね
 私がTOYGUNに対して行っているカスタムやチューニングというのは、今までの経験から会得したことや、自己流に判断した事を反映させているに過ぎません。
 しかしながら、最近の技術や理論の進歩により、その様な「感覚的」チューニングの他にも「技術的・理論的裏付けのあるチューニング」が求められるようになってきました。
 それらの期待に応えるには、多方面からの知識の導入も必要ですが、その理論を裏付けるための「実験」が重要です。
 ただ、実験するにしても、一人か二人だけの力では金銭的にも負担が大きいですし、データ的にも信頼性のあるデータを得るまでには、かなりの労力が必要となります。
 そこで、数多くの協力者を募って一つの実験を行い、それを共有財産とすることでより深くTOYGUNを楽しんでいけると思っています。
 勿論、出来る時に出来る分だけと言う大前提がありますが、より多くの方々の賛同が有れば、それだけ沢山のデータの収集と分析が行えると言うことになります。
 この様な「ある一つの事柄に対して多くの人材を割り当てて行く」ことも「C/Plus」の活動の重要な要素となります。

 「みんな」が幸せになれると良いよね。
 この様なサイト間をシームレスに繋いだ形のものは、今現在、他の趣味などのホームページを見ていても余り見られる物ではありません。
 口の悪い方は「人のふんどしで相撲を取るつもりなのか」と仰るかもしれません。ですが、もし「C/Plus」が有機的に機能し始めれば、毎日何処かが更新されて行く、よりグローバルなノウハウの交換が出来、しかもバカ話も出来る・勿論真剣に討議もできると言うことになるでしょう。
 TOYGUNと言う「日陰」の趣味にいる我々だからこそ、もっと有機的にもっと深くもっと楽しくTOYGUNを楽しめたらと心から思います。
 そのひとつの形としてのC/Plus。意図に賛同された方は是非ともご協力を賜りたく思っております。
                            C/Plus発起人 平賀隆純


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