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雨粒

水蒸気が過飽和になり、凝縮する為にはエアロゾル等の「凝結核」が必要。凝結核としては、燃焼生成物由来の硫酸アンモニウムや、海水成分由来の塩化ナトリウムなどの、親水性を持つ物質。

湿潤空気が凝結高度まで上昇すると、雲粒が発生する。いったん発生した雲粒は、周囲の過飽和水蒸気によって、さらに成長する。これを「拡散過程」という。
成長した雲粒は、落下を始める。大きいものほど、落下速度が速い。その為に、より小さい雲粒に衝突・吸収し、さらに成長を加速させる。この過程を「併合過程」とよぶ。

雲粒の大きさは10μmくらいが一般的。雨粒は1mmくらいが一般的。


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