その後物件6
私の場合,歩く範囲がある程度限られているので,同じ街同じ通りを何回も歩いたりするわけなんでした。そうするとやはり以前あった物件がどんな風になっているか,そこへ目が行ったりするわけでありますね。
このシリーズはその名のとおり,以前紹介した物件のその後を紹介していこうというものであります。
という,その後物件のその6であります。これも久しぶりであるなぁ。
小ネタ物件とかその後物件とかは通常4つのネタを集めたりするわけでありますけれども,今回は短縮バージョンであります。
こちらは,8年ほど前,2002年の「カンニバル物件」に出てきた「どうや胃腸科」さんのその後であります。
どうやさんのカンバンは全く変わっていないわけでありますけれども,となりに「ふじみや耳鼻科クリニック」さんのカンバンができていたんでした。
その結果「どうや」「ふじみや」と並んだカンバンとなったわけであります。
「調子はどうや?」と聞かれて「わしは不死身や!」と答えているということで,関西系のノリ(なのか?)がさらに強化されているような気がするわけでした。
むぅ。ふじみやさん,狙ったんでありましょうか。だとしたら素晴らしいでありますね。
どうやさんとふじみやさんはお友達だったりするんでありましょうか。街で会うと
「どうや!」「ふじみや!」
と大声で呼びあって,周囲の人にスーパーマンが来たと勘違いされたりしているんでありましょうか。勘違わないか。
「どうや胃腸科ふじみや耳鼻科」と続けて読んでもリズミカルであって,そういった点でもなかなかなカンバンでありますね。
パートナーを得て,かなりパワーアップした「その後」になっているようなんでした。
こちらは割と最近,3年ほど前の「猫へ物件」で猫に呼びかけていたお宅であります。
そのときは季節が夏で,戸を開けていたので猫に呼びかけなければならなかったわけですけれども,今回は冬だったのでその必要がなかったようなんでした。
だから猫への呼びかけはなかったわけでありますけれども,「入口注意」はしないといけないようなんでした。
しかし何に注意すればよろしいんでありましょうか。以前は足元注意ということだったですけれども,それを知らない人には注意点がわからないような気がするんでした。
上の「不用品おゆづり下さい」も文面的にはあんまりおかしくはないところであります。でもバランスがどうにかならなかったのかと思ってしまうところであります。本来どこまで書くつもりで書き始めたんでありましょうか。
途中で「不用品おゆ」「づり下さい」と切れてしまったことによって,
「うちではお湯は不用品です」
「『づり』を下さい」
というふたつのことを主張しているハリガミになっているようにも見えてしまうんでした。
「づり」って何なんだかよくわかりませんけれども。
こちらでは季節などによって色々とハリガミが変わったりするようなので,これからも楽しませていただきたいものであります。
「どうやふじみや」は三条市・興野1あたり。
「おゆ づり下さい」は新潟市中央区・雪町あたり。