えちご源流愛好会トップ1997釣行日誌>1997.6.14

●大物は頭も良い

1997.06.14(土)晴れ
通算9日目
5月25日に結婚したため何かと忙しく、5週間振りのイワナ釣りである。
朝4:00W氏宅出発。常浪川方面へ向かう。5:30目的地に到着。堰堤の下から釣はじめる。(標高175M)川虫の豊富な川ですぐに十分のチョロが集まる。カジカも豊富にいる。堰堤で竿を出していると、脇の林道を自動車が上っていく。堰堤を超えるとすぐに沢は2又に分かれていたので、さっき追い越していった車はもう一方へ入って行ったに違いないと思い、自分たちは水量の多いほうへ入っていく。緩やかな流れで、ポイントらしいところも見当たらないでいたら、35cm位の立派なイワナが悠々と足元までよって来る。慌てて竿を出すが、釣れるのは15〜20cm前後のリリースサイズばかり。普段はスレバリをつかっているので、針をはずして逃がしてやるが、もっと魚に負担をかけずに針をはずしてやれたらなどと考えたりもした。7:00ころ先行者が一人降りてくる。先行者がいたことにまったく気付かなかった。話を伺うと上まで行ってきたとのこと。道理で小さい魚しか釣れないはずだった。まあ気にしないことにして、釣り上がり続ける。しばらくのあいだ15cm位のものしか釣れず、ひたすらリリース。9:30頃、24cmのがやっと釣れてキープさせてもらう。10:30、2段になっている滝に到着しW氏が落ち込みのところに竿を出す。気がつくと40cm位のイワナがかかっている。W氏の竿は私のものより強い竿だが、それが弓なりにしなっているところを久しぶりに見た。
仕掛けが0.6号の通しなので、あまり無理をしないでいた。タモを用意して近づいたがなかなか寄せることができない。そうこうしているうちに、水中の倒木をクルッと一回転して仕掛けを切って逃げて行った。滝を高巻こうとしたが、予想以上の急斜面に阻まれ、11:00引き返しはじめる。
12:00、はじめの2又に分かれているところに戻り、もう一方の沢にはいる。こちらも小さなものしかかからない。とても入りやすい沢で、長靴でも十分そうだ。しばらく上って沢の勾配が急になってくると、次第に良いポイントが現われてきた。まず26cmを1匹。W氏も25cmを2匹。大きな高巻き等が全くないままに16:30源頭部に到着。帰宅する。
キープ 24cm、26cm各1匹

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