●害虫対策
世話人のフィールド「えちご」地方には各種スズメバチをはじめ、
メジロアブ、
ヤマビル、ブヨ、
マムシ、ツツガムシなどの嫌われ者がいます。メジロアブとブヨはこちらでの地方名かもしれません。ヤマビルは生息している地域と、まったくいない地域があります。よく行く川内(かわち)山塊にはたくさんいるのですが、川をはさんだ反対側では見かけません。三面川(みおもてがわ)地方にもいる場所といない場所があります。どんな場所にすんでいるのか、傾向を知りたいです。
◆メジロアブ対策
メジロアブの最盛期は凄まじい釣りになります。人間の周りを数百〜数千のメジロアブが飛び回ります。離れてその姿をみると、人の回りに、アブの柱が立っているようにも見えます。渓流で用を足している時に、タマタマの裏側を攻撃されたことも2回経験しました。どうせなら、チンチン本体を狙ってくれると、サイズアップしたかもしれないのに...
いろいろ試しましたが、これと言った決め手はありません。
- 市販の虫よけを塗る
多少減りますが、気休め程度です。敵は数で勝負してきます。アブに効果があるくらい塗ると、きっと人間にも効果が出てしまうと思います。
- キンカンを塗る
キンカンを小型のスプレー容器にいれて持ち歩いています。スプレーした瞬間は効きますが、すぐに効果がなくなってしまいます。
- たばこを吸う
たばこの煙を嫌うようです。常にたばこを吸い続けていなくてはなりません。ヘビースモーカでも難しいでしょう。私は、たばこを吸っているその指を攻撃されました。
- 世話人(TUNNEL)はどうしているのか?
最近は、メジロアブのシーズンは出かけません。
どうしても出かけるときは、帽子orヘルメット、防虫ネット、服装はすべて長そでを着て、さらに2枚重ねてきます。1枚だと服の上から刺されます。そして、ネオプレンの手袋をします。もちろん指が出るタイプでは駄目です。
ちなみに真夏にこの格好になると、とっても暑いです。
メジロアブは動いている物に反応するようです。どんなにたかられていても、腰を下ろして10分くらいじっとしているといなくなります。ですが、河原を歩くとすぐに集まってきてしまいます。
◆ヤマビル対策
仙見渓谷の林道が一番すごいと思います。ゴールデンウイークころから出没します。試しに見てみたい人は、雨上がりの仙見渓谷へどうぞ。吸われたときは、指でつかんで引っ張るととれます。たばこの火など必要ありません。傷口は数日から数週間なおりません。痛くはないのですが、困ったものです。また、ヤマビルによる感染症の例は報告されていないそうです。ツツガムシよりは安全なのでしょうか?
- 隙間のない服装をする
たぶん、無駄です。隙間を見つけて侵入してきます。
- キンカンを塗る
わりと効きます。服にしみ込ませるようにするといいようです。
- 塩を塗り込む
これもわりと効果があります。ヒルが入ってきそうなところには、念入りに塩をまぶします。
- 市販の虫よけをつかう
いろいろ試した中では、これが一番効果がありました。ディートという成分が有効なようです。これが一番おすすめです。
- 最強の方法
ビニール袋を全身タイツのように着ます。その上に、釣りの服装をします。ヤマビルには効果がありましたが、ものすごく不快適でした。
いずれにせよ、ヤマビルの多い地域では、こまめに全身をチェックして、ついていたら取るようにするのが肝心です。
◆ブヨ対策
夏をすぎると出現します。刺されると痒くなり赤く腫れます。大きさはショウジョウバエくらいなのですが、厄介なヤツです。世話人の地方では、「ブヨ」とか「ブユ」などと呼ばれています。
市販の虫除けを使うくらいしか対策がなかったのですが、先日、登山をしているときに偶然「メンターム」が効くことに気がつきました。
ブヨに刺されて腫れ上がっていた箇所に、同行者が持っていたメンタームを塗ってみました。すると、それまで首筋や顔の周りにいたブヨがいなくなってしまったのです。値段も高くないですし、これは使えそうです。
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