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●一人で出かけない

思わぬ事故に備える為に、二人以上で出かけることをお勧めします。海では周りの人が助けてくれるかもしれませんが、渓流で一人は危険です。世話人自身、約150回の釣行の中で2、3回は事故になりかけた経験があります。幸い同行者に助けられたので、大事には至りませんでした。
また、複数人のほうが便利な時もあります。急流での徒渉や、小さな滝をこえる時、懸垂下降などは二人以上のほうが良いです。できるだけ単独釣行は避けましょう。

◆こんなことがあります

渓流では岩や木の枝、時には草につかまって進む時があります。一人では手が届かない時など、もう一人が手を貸したり、上に持ち上げたりすることが出来ます。荷物を持ったままの登攀や、泳ぎができない時もあります。そんな時も、一人が空身でロープだけもって、後で荷物などを引き上げることが出来ます。
一人で出かけるよりは、複数人で出かける方が、渓流での行動に広がりが出ます。
万が一の事故や怪我の場合も、同行者がいるといないとでは大違いです。

◆行き先を告げておく

世話人はできるだけ行き先を、家人に伝えておきます。また、同行者の連絡先も伝えてあります。
渓流では、目的の河川に入ることができず、違う川へ移動することもあります。こんな時は、携帯があると便利です。もちろん通じればの話ですが....

◆仲間をつくる

これから渓流釣りを始めようとしているなら、はじめに仲間を作りましょう。学校の友人や、会社の同僚、ご近所同士などです。渓流釣りをしている知人がいるなら、一番良いと思います。その人と一緒に出かけましょう。
どうしても身近に渓流釣りをする人がいないなら、webで探すと言うのも手段です。掲示板やこちらのリンクから探してみて下さい。
間違っても「出合い系」などで見つけようとしないように(笑)

◆どうしても一人で行くなら

良く知っている沢や、危険がない沢などが無難です。この場合も、必ず行き先を告げておきましょう。
過去に何度か入って、様子を良く知っている沢ならば、どこが危険で、退避路がどこにあるか分かっているので一人でも大丈夫かもしれません。また、穏やかで水量もそこそこならば、単独でも良いかもしれません。
決して、ザイルワークやテントが必要になるような沢には、入らないようにしましょう。

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