露天物件2

露天物件2


 以前にも「露天物件」というのがあって,まぁ似たようなもんなんですけれども。
 でも前の物件と比べるとバージョンアップしていて,給湯というか給水装置がついているんでした。わざわざ雨どいを加工しているあたりがさすがでありますね。

 なんだかちょうどいい具合に水が入っているあたりもなかなかであります。さらに,右の方には白い線が延びているけれども,お湯を沸かすための装置ではあるまいな。

 前の「露天物件」の場合は畑の前に風呂桶があって,作物用の水だろうと想像できたのだけれども,この風呂桶の前は道路のみ。何に使ってるのやら。
 庭の水まき用とか防火用水とかいうところなのかもしれないけど,実際にここで家族そろって露天風呂を楽しんでいるんであってほしいと思ったりするんでした。


 この辺は準農村地帯で,農家の大きな家が並んでいたり,その間には大きな庭のような畑が並んでいたりするんでした。土地があるってのはいいなぁ。

 まぁそれはともかく。
 その畑の真ん中で斜めになって空中に向けて口をあけている白い物体は,男性用の小便器なんでした。あの,いわゆるアサガオ型ではなくて,床に置く四角くて大きなタイプでありますね。

 んー。これはやはり,畑仕事中に催してきたらわざわざここでするんでしょうかね。自分ちのプライベートな畑なんだし肥料にもなりそうだし,その辺ですればよさそうなもんだけれども。

 いやむしろ,自分の畑であるからこそ場所を選ぶのか。この畑で出来た作物は自分のうちで消費するんだろうから,自分の肥料入り作物は食べたくないのかもしれない。
 とはいえ,これが下水道につながってるとも思えないから,徐々に農作物にも浸透していきそうな気はするけれども。

 あるいは,便器というのはそもそもこうやって畑で栽培していて,成長すると収穫して出荷するのかもしれない。新潟は全国でも有数の便器栽培地であって…ていうネタはついこないだもやったような気がするな。

「風呂」は弥彦村・矢作あたり。
「便器」は横越町・東町1あたり。