注意物件
注意物件
市街地ではあんまり見ませんけれども,ちょっとカントリーな方へ行くとよく見かけるのが「飛び出し坊や」でありますね。
通常,家の出口と道路の接点などに置かれて,ドライバーの注意を促しているんでした。
ただ,ドライバーには注意を促しているけれども,字の読めない子どもにとっては「さあ,とびだせ!!」と言われてるように感じるんではないかと,私はつねづね思っていたりするんでした。
んで,写真の物件。普通,飛び出し坊やはもっと純朴な感じの,何も考えてないようなその辺のガキもといお子様が多いんですけれども,こちらのはヤケにカッコいい少年であります。なんか巨大ロボでもあやつってそう。
まぁ,確かに最近のガキんちょもといお子様はファッショナブルでスタイルもよろしいですけれども。
しかしこの少年,真剣なまなざしでそんなに急いでどこへ行くんでありましょうか。
と思いつつ歩いていると,しばらくして思いがけず件の少年と再会したんでした。
こんなところにおりました。バスの停留所でありますね。
バスに乗るために急いでいたのか? いや,バスを待ってる感じではないですね。ここにずっと潜んでいて,キレイなおねえさんが座るのを待っているのかもしれない。そしてこの隙間からおねえさんのお尻を見ながらハァハァと…。
しかしまぁ,これもこの少年の職務なのかもしれない。
交差点で自ら飛び出すことによって「飛出注意」を促し,このバス停ではみずからノゾキをすることによって「のぞき注意」を促しているのかもしれないんでした。がんばれ。少年。
巻町・漆山あたり。