チャレンジャー物件
チャレンジャー物件
さる会社の前に設置された自動販売機。特に変わったこともなさそうでありますけれども,よく見ると商品というか見本の缶が入ってないところが何箇所かあるんでした。
こういうのを見ると,「ここを押したらどうなるんだろう」ということを考えてしまうんだけれども,なかなかそれを試してみるというところまではいかないでありますね。それができるというのはよほどのチャレンジャーであろうと思われるんでした。
まぁ自販機によっては,何が出てくるかわからない「ミラクル」なんてのをあえて作ってるのもあるようだけれども,ここのはそういうのとはちょっとちがうみたいなんでした。
これは,ひょっとするとこの会社の貯蓄制度なんでありましょうか。缶コーヒーを飲んだつもりで毎日120円ずつ貯めていく,つもり貯金。ひと月2400円貯まるとして,年に28800円。40年勤めると115万円。んー,多いんやら少ないんやら。その間にコーヒー代も値上がりするかもしらんけれども。
てなことを考えつつさらによく見ると,この自販機,コインの投入口がテープでふさがれておりました。なんだ。使ってなかったのか。でも,だからといってなぜ一部だけ見本が入ってないのかという疑問は解決しないでありますね。
こちらは,以前「一徹物件」でも紹介した自販機,「ベースボールルーレット」。これ,イナカの方を歩いてると割とよく見かけるんだけれども,まだ使えるのかどうか。コイン投入口もふさがれてないけれども。
こういうのも,実際にお金を入れて試してみることができるのはよほどのチャレンジャーでありますね。たかだか100円とはいえ。というか,いまだに100円だからなぁ。
仮にお金を入れたとしても,商品が出てきたらどうするか。飲むことができるかどうかというのもチャレンジャーか否かの分かれ目でありますね。ポカリスエットに限りなく似てる「トライアル−1」なんかは,飲むのにまさにトライ精神が要求されるようなんでした。
誰かチャレンジャーの人,試してみてくださいませ。いや私が銘柄を知らんだけで,意外とおいしいのかもしれませんが。さらに10年寝かせたくらいのものが一番おいしかったりとかして。ソフトドリンクを研究してる人に聞くとわかるか? ふふ。
上は新発田市・舟入町1あたり。
下は岩室村・和納あたり。