雪物件

雪物件


 最近ちょっとマイブーム,お寿司屋さんシリーズであります。いやまだシリーズにはなってないけれども。
 前に大福寿司というのがあったわけですが,こちらは「雪寿し」。まあ,別段おかしくもない,叙情的な名前のお店でありますね。あるいは,店主が宇宙戦艦ヤマトのファンか?
 ただ,「大福寿司」と同じ考え方をするならば,ネタが「雪」なんではないかと,思ってしまったりするわけなんでした。大トロならぬ,大雪とか。

 これは安上がりね。材料はお店の前に積み上げられてるし。おいしいのかどうかはわからないけれども。

 関係無いけれども,私は最初このカンバンを見た時,「雪寿し」ではなくて「霊寿し」と読んでしまったんでした。字がちょっと崩れてるもんで。霊寿しはちょっとコワイぞ。百太郎が握ってるみたいで。怨霊巻きとか地縛寿司とか。1カン食べると百日寿命が縮むとか。

 さらに関係無いけれども,物件にはならない雪関係の写真を。

 この逆さはりつけになってる小さな赤い傘は,たぶん側溝(えんぞー)に落ちないように注意を呼びかけているんでした。最近はそういうことも少なくなったけれども,昔は道の端の方を歩いてるとよく落ちたもんでありますね。
 持ち主であった女の子は,もうこの傘には入れないくらいに大きくなっているんでありましょうね。あ,なんか叙情派だ。


 こちらは「犬のふん 禁止する」。この年期の入った無気力な呼びかけが有効かどうかはわからないけれども,なんだか味のある一品。
 実際,雪のある間にふんをさせてそのまま放置されてると,春になって雪が解けると冷凍ものがまろびでてきて困ったりするんでした。

 雪寿しは米山3,傘は牡丹山4,ふんは上木戸3あたり。