小ネタ物件68

小ネタ物件68


 さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。

 今回はちょっと異生物系…でもないか。



 街を歩いていてふと視線を感じると,目を光らせた妖怪がこちらをじっと見つめていたんでした。なんだか,ちょっと前にやった「ミラー物件」の相方のようであります。

 実は今回の妖怪はミラーがちょっと離れていて,この角度からでないと妖怪に見えないんではありますが。

 しかも,赤く色づいて周りから浮き上がって見えるのは秋だけだと思われるので,季節限定角度限定の妖怪であるようなんでした。

 新潟市西区。




 これは上の物件の妖怪が残した足跡でありましょうか。ビッグではありますが,意外と人間っぽい足跡ではあります。

 まぁ,二足歩行をするとなれば足の形というのはだいたい似通ったものになるのかもしれませんけれども。でもやっぱり妖怪とか怪獣とかの足跡というのはもっと人間離れしたものであってほしいと,怪獣図鑑の「怪獣の足型」を見て育った世代は思ってしまうんでした。

 なぜこの足跡が上の妖怪のものだと思ってしまったのかというと,どちらも色が赤いからだったりするわけですけれども,身体が赤いからといって足跡が赤くなるわけでもないのだよなぁ。

 新潟市西区。




 田舎いや郊外の方へ行くと,畑の一隅にバスタブというか風呂桶というかが置いてあるのがよく見られるんでした。
 雨水を溜めておいて,少しでも水を節約しようということなのかどうなのか。だいたい,風呂桶というのはそんなに交換したりするものなのかどうか。

 まぁそれはそれとして,この物件では風呂桶の前に消火栓が設置されているのがなんだかおかしかったわけでした。
 あたかも,熱い風呂から出て身体を真っ赤にしたタコオヤジ星人が「あー。ビールビール」とでも言ってるようであります。

 しかし,この消火栓の水というのはこの風呂桶から供給されるわけではないのだろうなぁ。

 燕市。




 こちらはまぁカンバンのデザインとしてそれほどおかしなものでもないような気もするわけですけれども,ヘアカラーとかいうのに馴染みのない人種からすると「あたま山?」などと思ってしまうわけでした。

 イラストだとそうでもないですけれども,アタマから草が生えている人というのが実際にいたら,ちょっとブキミでありますね。まぁ,メドゥーサのようにアタマから蛇が生えているよりはいいかもしれませんが。

 しかし,これも美容師がちょっと間違えて「すみません。ハーブを使うつもりがハブを使ってしまいました」ということになったら和風メドゥーサになってしまうかもしれませんけれども。しれなくないか。

 新潟市西区。