諏訪神社
諏訪神社
(谷内)


郊外へ行くと,県道や国道など割と大きな道路からひょいと脇道に入ると,大きな道路と平行して細い道が走っていることがよくありますね。ホントはそれは順序が逆で,細い道に平行して大きな道が後から作られているんでしょうけれども。
つまりは,その細い道が昔からある街道のようなもので,大きな道路はその脇に作られているということだと思われるわけです。私はそういう道を歩くのが,好き。トラック行き交う国道から数歩入るとのどかな農村の風景だったりして。
神社もそういう昔からの道に沿って存在することが多くて,ここもそんな中のひとつなんだろうなぁ,と思うんでした。この近くの県道は,そんなに大きな道路ではないのですけどもね。
この神社は古くからありそうなんだけど,修復がなされていて,見た目新しそう。写真を撮った時も何か工事がされてたようで,青いネットが張られたりしてたんでした。信心されてるのね。
こま犬は古くからのものが生き残ってる様子。年代は読めず。昭和初期くらいのものかな,と思ったんだけど,からだの表面を見ると細かく模様が彫られていて,これは赤塚方面のこま犬によくある様式(山崎神社など)。してみるとこれも明治のものか。それともそれをまねたのか。