エアリアルカメラ搭載水ロケットが撮った写真

カメラは「写るんですゴルフ」(8連写)です。約1秒間の間に8回シャッターが切れて、35mmフィルムの一こまに8枚の写真を撮ります。写真の順番は右上から下に1・2・3・4、左上から下に5・6・7・8。1つあたりのフィルム面積が小さいので、画質はあまり良くありませんが、連続写真なので色々なことが判ります。
上の写真はパラシュートの力でシャッターを作動させたときのものです。パラシュートが開くときは、そのショックでカメラが大きく動き、コマ毎に遠くの地上が写ったり、空が写ったり、地面が写ったりしています。最後のコマに近くの電柱が写っています。意外な写真が撮れますが、ねらった方向はなかなか写ってくれません。

上の写真は、ノーズコーンの外れる力でシャッターを切ったときのものです。機体に強いスピンがかかっていたのでカメラが大きく動き、せっかくの画像が乱れています。何が写っているのかさっぱり判りません。左右一番下の写真は、打ち上げ場所の施設の屋根が写っていますが、そういわれても判らないくらいですね。4コマ毎で同じ方向を向いているので、そのことから1秒間に2回転していたことが推定出来ます。

上の写真は、ノーズコーンが外れる力でシャッターを作動させました。ロケットがゆっくり回転(スピン)していたせいか、回りの風景がパノラマの様に撮影されています。何度も何度も打ち上げて、初めてこの写真が撮れました(^^V
全くスピンさせずにロケットを打ち上げることができれば、徐々に高度が変わった角度から地上の写真をとることが出来そうです。


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