私は、秋田県の男鹿市出身です。観光地で、自然が売り物です(でもなかに住んでいるとどこがすばらしいかよく分からないのですが)。海辺は岩肌に囲まれ、新潟でいえば、笹川流れみたいなもんでしょうか。

私の故郷で、今、こんなことになっています。興味のある方は、連絡を取ってみてください。

(ここから)


もし、興味のある人がいたら、転載をお願いします

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 今回私たちは、秋田県男鹿市の加茂青砂海岸に計画されている「海岸環境整備事業 」に疑問を持ち、自然との共存は今後どうあるべきか、自然に学び、考えていきたいと いう趣旨を持って、「男鹿の自然に学ぶ会」を発足しました。  男鹿ではただ一つの砂利の浜で、手付かずに残されている数少ない自然海岸です。そ こに今、海岸環境整備事業として、離岸堤が建設されようとしています。離岸堤は、海 岸の水際から約45メ−トル沖に長さ115メ−トルにわたります。最大幅約8メ−ト ル、水面からの高さは2メ−トル。釣り人の為の防御柵も設けられます。また、堤防沿 いの浜に階段状の緑地2箇所も建設。内1箇所は、広さ1700uで、駐車場、トイレ 、あずまや、ベンチを配置する計画です。総事業費4億六千万円を、国、県、市が3分 の1ずつ負担します。離岸堤は現在実施設計の段階で、本年度中は115メ−トルの内 8メ−トルの建設が行なわれます。市の6月議会で、三千万円の予算が通過しています 。  風浪被害防止の為のテトラポットを沈めてほしいという陳情がこのような大規模開発 になってしまいました。私たちの聞き取り調査によると、70世帯弱の内、直接被害を 受けるのは、2〜6世帯です。今まで特に、自己防衛等ををしていた事実はありません 。この計画も、新聞記事で、初めて知った家庭が多く、地元の自然保護団体にも事前協 議もされず、計画を示された時点で、図面は完成されていたということです。  さしたる専門的見地からの検証もなく、法的な手続きを踏むために民意という形で住 民を利用し、情報も公開せず開発事業を進め、そのリスクを住民に背負わせ、国土が荒 廃したときは、住民に責任を負わせるような住民軽視は許されないと思います。

 10月2日に、市と県に下記の申し入れを行ないました。

1、現護岸より先には、人工の施設を造らないこと 2、現護岸のかさ上げなどで、災害を防ぐ工法を追求すること 3、今までの被害の実態と原因をはっきりさせること

 市では、住民の安全性と、砂浜の減少をくい止める効果、観光促進を強調していまし た。代替案(嵩上、潜堤)は、住民からの拒否という理由だけで止めたということです 。県では、国土保全、自然の活用と活性化を強調しています。  私たちは今後、当局に対して、代替案も含めた計画の見直し、自然に与える影響を最 小限に食い止める工法等を真剣に検討する、情報を住民にすみやかに提供すること等を 求めていきたいと思っています。

担当機関:水産漁港課  

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「男鹿の自然に学ぶ会」
    代表 加賀谷 いそみ
        tel&fax 0185-35-3065
        010-03 秋田県男鹿市船越302
        E-mail QZF01055@niftyserve.or.,jp
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代表をやっている方のおうちはお店やさんなので、電話で連絡をとる方はお気をつけてください。