えちご源流愛好会トップ2003釣行日誌>2003.6.15

●梅雨の晴れ間

2003.6.15(日)天候:晴れときどき曇り(今シーズン11日目)

某渓流 (水温13度)

車を止めて、1時間ほど歩くと入渓点に到着する。梅雨に入り、雨が降ると思われたが今のところ大丈夫なようだ。
エサのカワゲラも大型の物がたくさん捕れた。これは、釣果を期待できそうだ。早速、竿を出してみると小さなイワナがかかった。20cmくらいなのでこれはリリースする。同行のW氏と交互に先行しながら、渓を登る。


世話人はこの「渓を登る」という言葉がとても好きだ。
人の手で荒らされていない自然を、のびのび満喫するような感じがいい。ちょっぴりの冒険欲も満たされる。
世話人の長男が生まれた時に真っ先に思い付いた名前が「渓登(けいと)」だった。妻も語感がいいねと賛成してくれた。ただ、画数が多くて書きにくそうだと思い、最終的には「圭人(けいと)」と名付けた。そんな息子も来年から小学校だ。
いつか、成長した息子と一緒に渓を登り、イワナを釣りたいと願っている親バカである。



この日は好調で、仕掛けを流せばほとんどの場合イワナが食らい付いてくる。サイズは尺にちょっと足りないくらいの良型ばかりだ。
この沢にはいくつか滝があり、滝つぼは淵になっている。試しにと思ってルアーロッドの準備をはじめる。
世話人は今年になってから、仕舞寸法の短いパックロッドを携帯して渓流へ入るようにしている。この間のように、竿が折れたときの予備にもなるし、エサ釣りでは対応できないような大淵を狙うことができるからだ。
キャストして、リールを巻く。ルアーを追ってくる姿は見えるがなかなかヒットしない。このときW氏が、「もうすこしゆっくり巻いた方がいいよ。イワナがルアーに追い付けないみたいだよ!」とアドバイスしてくれた。そこで、リールを巻く手をゆっくりにした瞬間に、
「ググッ!」
アドバイスが一発で効いた。これも型のいいイワナだ。
その後も好調に釣れ、イワナ釣りを十分楽しめた梅雨の晴れ間だった。

キープ:エサ釣り6尾、ルアー釣り1尾

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