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●8月〜9月

盛夏から禁漁となる初秋までの期間です。渓魚はスレて釣るのが難しくなっています。気温の変化が激しいので、服装に工夫が必要かもしれません。魚は瀬や駆け上がりに出てきています。水量は最も少なくなりますが、台風などの集中豪雨もこの季節です。8月は害虫が発生しますが、9月に入るとほとんどいなくなります。初めての人や、メジロアブが苦手な人は9月に入ってからのほうが、良いと思います。
また、最源頭部を目指すなら、この時期しかありません。

◆渇水

水量は少なくなります。遡行や徒渉は楽になります。水位が下がるので、言い換えると魚は水面に近いところにいることが多くなります。また、水も澄んでいるため、最も魚に気付かれやすい季節です。細心の注意をしないと釣果は望めなくなります。また、細い薮沢などは釣りにならなくなります。

◆服装

水温は安定します。寒い日でも、ウェットスーツはいらないかもしれません。ウエットスーツだと、水から上がると暑すぎます。私は、上はジャージ、下は鮎タイツのことが多いです。また、8月中は害虫が多くなります。市販の忌避剤や防虫ネットが必要になるかもしれません。

◆エサ

水中の昆虫は少ない時期です。魚は水面に降りた(落ちた)昆虫を捕食します。この時期はイナゴなどのバッタ類が調達しやすい餌です。水生昆虫の確保は難しくなります。釣りに行く前に餌の用意をしておきましょう。

◆キノコ

禁漁間近になると、キノコの最盛期です。キノコは地方によって呼び名が違う場合があります。正しい名前を覚えましょう。そうしないと、違う種類を同じ名前で呼ぶことになります。同じ名前なのに、一方では食用キノコで、他方では毒キノコ。結果を考えると恐ろしいです。

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