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●ホームグランドのすすめ

釣れた実績のあるポイントをホームグランドにすると、技の上達が早くなります。
渓流つりを始めたばかりの頃は、あっちの川、こっちの渓といろいろなところへ出かけます。もちろん、いろいろな種類の渓流を体験するのも大切です。ですが、あえてホームグランドにしばらくの間通ってみてください。
釣り方も同様です。いろいろな魚を釣ってみたいですし、渓流つりにも、エサ釣り、ルアーフィッシング、フライフィッシング、テンカラなど様々な釣り方があるので、どれも試してみたくなります。 ですが、これから上達したいと思っている方ならば、ルアーならルアーに、エサならエサだけに専念するのが肝心です。

◆ホームグランドに1シーズン通う

はじめのうちは、同じ渓流に1シーズン通ってみてください。どんな渓流でもいいですが、
・過去に釣れた実績のある川
・できれば、あまり遠くない川
・雰囲気が気に入っている川
の三つの条件を満たしていれば最高です。
同じ場所に通っていると、季節や天候などのちがいによる変化に気づくようになります。また、持ってゆく道具や準備も、必要な物とそうでない物がしぜんと身につきます。
「気温が高くて風が強いから、雪解けがすすんで増水しているな」「カワゲラがたくさんいるから、ミミズはやめておこう」「前日に誰か入ったようだから、ダメかな」「この前はここで大物が釣れたから、今日も狙ってみよう」と、どんどん経験値がアップします。
シーズンが終わる頃には、あなたはその渓流のベテランになっていること間違いなしです。この経験が、ほかの渓流へ行ったときに、いきてくるのです。

◆一つの釣り方に専念する

エサ釣りでも、ルアー釣りでもなんでもいいのですが、当分は一つの釣り方に専念すると、上達も早くなります。 「このポイントでは、仕掛けは長い方がいいはず」「今日の濁りならブドウ虫よりミミズだな」「あっちからキャストすれば喰ってくる」という、経験に裏打ちされた知識は、その釣りに専念しているからこそ身についてきます。世話人自身もルアーをやってみるまでは、ずーっとエサ釣り専門でした。

◆ベテランはいろいろやっているけれど

テンカラもルアーも、何でもできるベテラン釣師がいます。きっと最初からあれもこれも試していたのではなく、一つの釣りである程度上達してから、遊びのはばを広げたのではないでしょうか。 たまには違った釣り方をしてみるのも面白い物です。今までとは違う視点から思考してみるのも、いい経験になるかもしれません。
ですが、最初からいろいろな釣りを試していると、自信につながるような経験を積むのは難しいでしょう。

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