えちご源流愛好会トップ渓流釣り入門>魚が見えるのに

●魚が見えるのに

魚が見えるのに、たくさんいるのに全然釣れない。こんな時、最も考えられるのは、魚に気付かれていることです。「魚が見える=魚からも見える」なのです。釣りの世界では、「見える魚は釣れない」ともいいます。もっと上手にかくれて、魚に見つからないようにしましょう。

◆物陰から釣る

魚に見つからない為には、物陰から釣ります。隠れる前に見つかってしまっては意味がありません。見つからないようにゆっくりとした動きで、物陰にかくれます。ポイントや仕掛けが見えない場合があります。見えなくても覗き込んではいけません。もう一度離れた場所に戻り、位置関係を確認してから再度チャレンジして下さい。もちろん、姿勢は低くしているにこしたことはありません。

◆服装は目立たない色

登山や海釣りとは違います。できるだけ目立たない服装が基本です。蛍光色の帽子や、明るい色の服装ではいかにも「釣り人接近、注意」と魚にうながしているようなものです。魚に見つかっているのです。枝をかぶって偽装しろとはいいませんが、あまりに目立つ色では釣果を期待できません。

◆ゆっくり動く

ライン渓流で自分の周囲を見回して下さい。水面より上で自分より目立つ動きをするものはありません。カワガラスも飛んでいますが、一日中飛んでいるのです。魚はカワガラスよりも人間を警戒するでしょう。昆虫にナナフシがいます。枝が風に吹かれて揺れているような動きをします。釣り人もナナフシを見習って、日頃からゆらゆら揺れながら歩く練習をしましょう。(冗談です)

◆水が澄んでいる

魚の姿が見えると言うことは、水がそれだけ澄んでいると言うことです。水が澄んでいるだけで、渓魚は警戒する時があります。濁っている時に出直したほうが良いのかもしれません。

Copyright (C) 1996- TUNNEL
<サイト内のどのページでもフリーリンクです。
えちご源流愛好会トップ渓流釣り入門>魚が見えるのに