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●魚をリリース

私はキャッチ&リリース派ではありませんが、釣れた魚をリリースすることがあります。特に大型のイワナは繁殖力が強いので、持ってかえるのに躊躇することがあります。
残念ながら針を飲み込んでいたり、エラから出血していたら持ってかえります。しかし、源流部で美しい天然イワナをキャッチした時などは、心が痛んで、リリースすることがあります。「リリースするくらいならはじめから釣るな」という人もいますが、ひとそれぞれ、釣りへのスタンスがあります。互いに違いを認めあうことも大切です。

◆直接触らない

渓流魚は冷たい水を好みます。魚にとって人の手は、熱くて、汚いものだと思います。極力、手で触らないようにします。真夏の焼けた河原などは人が触っても熱いくらいです。渓魚にとっては灼熱の河原です。水中のランディングネットの中でフォーセップ等のプライヤーを使って針をはずし、直接触らないようにリリースできるのが理想です。
あえて手で触る場合は、十分に川の水で手を洗い、冷やしてから触ります。

◆スレ針(バーブレスフック)を使う

カエシがついていると、針をはずす時に魚を傷めます。リリースするならスレ針を使いましょう。仕掛けのテンションさえ注意していれば、バラす事はめったにありません。

◆傷付いた魚は無理にリリースしない

小さな魚ほど、釣られた時のダメージは大きいものです。世話人自身は、ルアーで釣った渓魚はすべて持って帰ります。トリプルフックのスピナーが口に刺さっては、「傷口」になってしまいます。いつまでたっても自力で泳げない魚や、出血している魚は、あきらめて持ち帰り、食べましょう。その方が魚にも良いと思うようにしています。

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