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●魚を持ってかえる

ここは魚を持ってかえる場合についての説明です。
キャッチ&リリース派の人は読まないで下さい。

◆〆る(しめる)

釣った魚はすぐにシメます。頭を流木の枝などで叩くと、痙攣して昇天します。シメなくてもやがて魚は死にますが、死ぬまでの間に体力を使うので、味が落ちます。魚にとってもじわじわと死ぬのは苦しいかもしれません。ならば、イッキにシメてしまいましょう。

◆さばく

シメた魚はその場でさばきます。ナイフよりはさみが便利です。魚の肛門からはさみをいれて、腹を裂きます。つぎに、エラと内蔵を取り除きます。背骨のところに血合いがあるので、取り除きます。取り除いた内蔵をどうするかです。新鮮な内蔵を軽く焼いて食べるととても美味しいです。捨てる場合は、川に流す場合と、ヤブの中に捨てる時があります。源流部ならば、川に流します。人の多い渓流では、他人が見て気分を害さないように、ヤブの中へ捨てます。
さばいた魚は、水で洗わないほうが味が落ちません。

◆持ってかえるとき

500mlのペットボトルに水を入れて凍らせたものを保冷剤にしています。残雪があればペットボトルがなくても、現地で氷の調達ができます。魚はビニールに入れて、保冷剤と一緒に、クーラーバッグなどにいれて持ってかえります。私は、クーラーバックが重くかさばるので、薄い発泡スチロールのシートや、ペットボトルクーラーを利用しています。
魚をビニールに入れる時、魚どうしが直接触れあうと傷むので、1尾づつ蕗の葉などでくるむと良いです。

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