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●餌について

エサについての説明です。エサの選定が釣果を決めます。ターゲットに最適なエサを十分に確保できれば、楽しい釣りになること請け合いです。

◆エサの種類

●ミミズ
釣りエサの定番です。1年中利用出来ます。市販の「ミミズ通し」があると針につけやすく便利です。
●ブドウ虫 釣り具店に売っています。20匹で700円くらいです。冷蔵庫に入れておけば1ヶ月くらい保存出来ます。たまに痛んだものが売られているので、購入する時に中身を確認して下さい。ハチの幼虫のようですが、成虫になるまで育てたことはありません。解禁時期や7月ころに利用しています。
●ヤナギ虫
釣り具店に売っていますが、最近はあまり見かけなくなりました。ブドウ虫を大きくしたような感じです。チビイワナは食べれない大きさなので、重宝していましたが...
●カワゲラ
渓流に棲む昆虫です。幼虫を使う場合がほとんどですが、成虫を使うこともあります。源流部ではいちばんお勧めです。
●カゲロウ
水中にいる幼虫を使います。成虫も使えますが、体がもろく、壊れやすいです。
●バッタ
8月以降に使います。それ以前だと、小さすぎて美味しそうにありません。イナゴでもいいです。
●トンボ
エサをどうしても確保できない時などに、ときどき使います。あまり釣れません。
●イクラ
ほとんど使ったことがありません。釣りエサにするには豪華すぎると感じています。きっとバチがあたるでしょう。釣具店には本物そっくりの人造イクラも売られています。

◆ハリのサイズ

エサにあわせて、針のサイズを決めます。とくにバッタを使う時は大きめの針がいいです。また、スレ針だとエサが落ちやすいので、エサがついているかこまめにチェックしましょう。

◆現地調達がおすすめ

魚が普段食べているエサの方が、警戒しません。普段食べているエサとは、現地にいるエサですので、現地で調達するのがお勧めです。
時期によってはエサの現地調達が難しい場合があります。事前に用意しておくことが必要になる時もあります。渓流によって違いますが、解禁当初や梅雨の時期はあらかじめエサを用意して釣りに行きます。

◆餌の取り方

目の細かいタモを用意します。渓流用のタモは、餌を取ることを想定しているので、はじめから目が細かくなっています。(ルアー用のランディングネットは使えません)
カゲロウやカワゲラの幼虫は岩や石の裏側にいます。先にタモを水中で構えておきます。そっと石をはぐると、落ち葉などと一緒に幼虫が流されてタモに入ります。流されまいと石の表面でがんばっている奴もいるので、足でちょっとこするようにすると、はがれます。時期によっている場所が違うので、いろんな場所で試してみましょう。
はぐった岩は、必ず元通りにしておきましょう。あなたが元通りにした後、新しい虫達が住み着きます。

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