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●堰堤のこえ方

堰堤は、土石流などを防ぐ目的で作られた人工的なダムです。高さはだいたい10メートルくらいでしょうか。たいていの堰堤には、ほかの人が通った踏み跡がついています。その踏み跡をたどるのが確実です。

◆意外に険しい

川幅が狭くなっているところに設置されていることが多いようです。もともとその場所は、狭く深くえぐれていた場所です。険しい岩場だったのです。見た目は開けていますが、堰堤の左右は険しくなっている傾向があります。

◆降りる場所を間違えない

無理にそこから堰堤を越えようとしなくてもかまいません。周囲にもっと楽に越えるルートがあるかもしれません。世話人もはじめのうちは、懸垂下降などして無理に降りようとしたものです。今では、できるだけザイルを使わないルートを見つけるようにしています。賢くなったものです。

◆直登は難しい

コンクリートの1枚壁です。つかめるホールドやステップは何もついていません。直登は無理でしょう。世話人も試したこともありません。

◆堰堤をつくるための林道がある

堰堤を建設したときの工事道路が残っていれば、一番確実です。苦労して高捲いた後、頭上の林道に気付いてあきれたことも何度もあります。

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