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●装備について

はじめのうちは、やたらと荷物を持ってゆきがちです。慣れてくるにつれて、必要なものとそうでないものが、自然に分かってくると思います。人それぞれに、持ち物や装備品は違います。行き先や季節によっても違います。一概に、「この装備がおすすめです」と言えません。自分でいろいろな経験を積む中で、選択していって下さい。
ここでは、世話人が持ってゆく道具についての説明をします。あたりまえですが、釣り道具一式は常に持っているものとします(笑)
世話人の道具も参考にしてください。

◆世話人の必需品

●ヘルメット 作業服店に売っているものをかぶっています。帽子でも十分です。頭を打つと悪いので、念のためにかぶっていますが、気休めのようなものです。落石や滑落などでは、ヘルメットがあってもなくとも、違いはないかも知れないからです。世話人は臆病なので、ヘルメットをかぶっています。
●リュック ふだんはホームセンターで買った、980円のリュックを愛用しています。泊まり掛けの時などは40リットルの登山用を使います。
●ポリエステル製ジャージ(上着) 綿の物だと、濡れた時、乾きにくいです。速乾性のある合成繊維でできた作業着を、上にはおることもあります。
●鮎タイツ(ネオプレン製) これはおすすめです。渓流釣りと言うと、ゴアテックス製のチェストハイタイプのウェダーというイメージがあります。でも、鮎タイツのほうが絶対にいいです。動きやすいですし、転んでも、濡れるだけです。梅雨明け以降の渓流釣りならば、特におすすめです。1万円前後からあります。
●ネオプレン製ソックス 鮎タイツと同じ素材です。昔、普通の靴下で試したことがありました。無茶でした。釣具店で買うと4000円以上しますが、世話人の住んでいる近くのホームセンターでは980円で売っています。冬だけ売っているようです。
●渓流用ウェーディングシューズ 鮎タイツと組み合わせて履きます。足首まであるタイプがいいです。底はフェルトが貼ってあります。ピン付きのフェルトもありますが、ピンなしのほうが良いです。ピンがあると、フェルトのフリクションを十分に発揮できない時があります。
鮎足袋というのも売っていますが、動き回るのには不向きです。フェルトが減ったら、自分で貼り直すか、修理に出します。最近はマジックテープで簡単に交換できるものが、主流のようです。
●ネオプレン製グローブ 釣具店にあります。釣りをする時は使わないので、しまっておきます。薮漕ぎや、アブがひどい時などに着用しています。
●食料、飲み物 沢の水はめったに飲んだことがありません。寄生虫が恐いんです。
●タバコ、ライター 愛煙家ですので、これは欠かせません。濡れないように防水ケースに入れてます。
●くすり類 虫刺されと、消毒薬などです。虫よけの忌避剤や、キンカンを小さなスプレー容器に入れて持ち歩いています。
●非常用具 ライター、懐中電灯(ヘッドマウント)、ビバークシート、などです。
●地形図 25000分の1がおすすめです
●ティッシュ ポケットティッシュを2個です。用を足した後の紙は、燃やした方が早く土に帰ります。火事にならないように注意です。世話人は眼鏡をかけているので、眼鏡が曇った時にも、便利です。
●雨具(上着のみ) 下半身はどうせ濡れるので、持ってゆきません。雨が降らなくても、寒い時や、朝露で濡れた薮などをくぐる時に着ます。体がぬれると、気化熱が体温を奪います。急速に体力がなくなるので、濡れた衣服の上に着ても、有効です。
●ナイフ(2本) 一つはビクトリノックスです。魚をさばくのに使っています。もう一つは、キャンプ用のやや大きめのナイフです。クマと戦うために使います(嘘)。本当は、山菜をとったり、薮漕ぎのときのナタの代わりに使っています。
●遊漁証 釣り道具と、これがないと、ダメですね。
●腕時計 カシオのプロトレックをつかってます。気圧(相対高度)と方位、温度が測定できます。世話人は時計以外の機能はほとんど使ったことがありません。
●デジカメ 最近になって、やっと買いました。小型のものが便利です。防水タイプのものがお勧めですが、世話人のものは防水ではない普通のタイプです。

◆世話人のフル装備

●カンジキ 積雪のある時はこれが便利です。数百メートルの距離でも、体力を使います。「しみわたり」ができる時は良いですが、気温が上がってきたら、必要になります。
●無線機 ヤエスのVX-5と、テレスコピックタイプのアンテナです。これも気休めです。電波が飛んだことがありません。山の上ではよく飛びます。
●チェストハイタイプウエダー   解禁当初は、鮎タイツでは冷たいので、こいつを履きます。
●ツェルト 行程が長い時は、念のためもって行きます。簡易テントです。重さは800gくらいです。
●ガソリンストーブと鍋 寒い時期や、泊まり掛けの時だけ持ってゆきます。ガスカートリッジタイプの物が軽くておすすめです。世話人は20年前に買いました。その時は、たまたまガソリン用の物しかありませんでした。
●発煙筒 たまに持ってゆきます。車の助手席側の足下にあるやつです。車検の時に交換するので、出す前にはずしておきます。いつか、遭難した時に、ヘリに見つけてもらう為にとってあります。こんど、試してみようと思います(冗談)。
●ザイル、エイト環 懸垂下降をするつもりの時だけ、持ってゆきます。たいていは、なくても何とかしています。ザイルはけっこう荷物になります。ザイルではなく、ホームセンターで売っているナイロンロープのほうが軽くて、良いのですが、懸垂下降には使えません。
●防寒着 寒い時期だけです。安いもので十分です。
●防虫ネット メジロアブの時期の必需品です。釣具店や、アウトドア用品店に売っています。
●フローティングベスト 泳ぎがメインになりそうな時に持ってゆきます。なくても沈みませんが、精神的に安心して泳げます。

◆世話人が欲しいもの

●登山用ヘルメット        登山専用のヘルメットです。登山専門店などで売っています。ヘルメットの機能としては、自転車用の物のほうがすぐれているらしいです。ただし、常に時速40km以上で走っていないと、換気されないそうです。
●渓流用のウエア 渓流雑誌にでているやつです。新宿駅の近くで扱っているものです。高くて手が出ません。

◆これは便利、おすすめの品

●ジップロック          チャック付のフリーザーバッグです。小物を整理したり、濡れると困るものを入れるのに使います。安くて便利です。

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