JISコード

漢字コードとして一般的なものにJIS漢字コードがあります。英数字ではASCII(アスキー)コードが一般的ですが、情報量が1バイトです。つまり256種の文字しか表現できません。漢字を含む文字を扱うために、2バイト文字として考えられたのがJIS漢字コードです。JISコードには「区点コード」系と「16進数コード」系があり、区点コードでは10進数4桁で、16進コードでは16進数4桁で文字を表記しています。
1978年に制定されたJIS C 6226(旧JIS、通称:78JIS)、1983年のJIS X 0208 - 1983(通称:83JIS)、1990年の通称90JIS、新しいJIS X 0213 - 2000など、数種類が存在します。フォントやOSによってサポートしているものが違うので要注意ですね。たとえばOCFフォントは83JISですが、CIDフォントは90JISだったりします。
また、JISに未定義の文字は機種依存文字や外字などがあり、混乱や事故の元になったりしていますね。
ところで、2000JISの正式名称ですが、
「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合」
というんだそうです。
覚えられましたか?

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