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肩の治療と手術について

関節鏡によって関節内の 損傷部を確認します
関節鏡によって関節内の 損傷部を確認します.
 肩関節鏡視下手術
 従来肩関節の手術は,三角筋や大胸筋といった肩のまわりの筋肉を大きく切開して,関節内に到達し,手術をしていました.しかし,最近では関節鏡という内視鏡を用いて関節の内部で損傷された関節唇を縫合したり,関節包を縫い縮めたり,腱板(肩の周囲の筋肉)を縫合することが,可能となってきました.関節鏡による手術は,手術創が小さく,痕が残りにくいなどの美容上の利点や痛みが少ないことはもちろんのこと,従来の手術では不可能であった,関節の深部の観察や病変の評価が可能です.当院では肩関節の専門医によって肩関節鏡視下手術を積極的に行っています.


肩関節鏡視下手術の方法
 1)鏡視下Bankart法:肩関節脱臼の症例に行います.肩の後方、前方に約5mmの切開を加え、損傷した関節唇を特殊な器具を使用して元の位置へ戻して縫合します。また関節包の緩みがある場合は関節包の縫縮を行います。
縫合糸のついたアンカーを関節縁に打ち込み損傷部に糸をかけます  
縫合糸のついたアンカーを関節縁に打ち込み損傷部に糸をかけます.

縫合の完了,緩みの強い例では間接包の縫縮を追加します
縫合の完了,緩みの強い例では間接包の縫縮を追加します  
2)関節鏡視下肩峰下除圧術(ASD):肩峰を部分的に削って腱板表面のスペースを広げ肩の動きをスムーズにします。
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関節鏡による関節内の 観察と 肩峰の部分切除
関節鏡による関節内の 観察と 肩峰の部分切除

3)関節鏡視下腱板縫合術:腱板の断裂に対する手術です.関節鏡視下に肩峰を部分的に削ったあと、断裂部の縁をきれいにした後に縫合糸を用いて縫合する方法です。
関節鏡による関節内の 観察と 肩峰の部分切除  
関節鏡による関節内の 観察と 肩峰の部分切除

 
関節鏡による関節内の観察と肩峰の部分切除


 
上腕骨頭への アンカー の打ち込み


 
鏡視下の縫合を行って いるところ


 
縫合の完了
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