
「定散自力の称名は、果遂の誓いに帰してこそ
教えざれども自然に、真如の門に帰入す」
という和讃があります。
仏道は、はるかな仏果を得ることではないのです。
はるかな仏果を得る仏道を、普通の人の上に見る。
大切なことではないでしょうか。
曽我先生に、「往生と成仏」という講演が幾つか残されています。
成仏という遥かな課題を、無理に開けというのではありません。
往生という人類的な仏道を、正しく受け止めなさいというのです。
往生の正因として、「果遂の誓い」の信に立てというのです。
真如の門は、こちらから開かなくても自然に開けるというのです。
凡夫往生の仏道、本願の仏道が雄大な往生を語っていたのです。
これはもう、浄土真宗という宗派の問題ではありません。
浄土の真宗と呼ぶべき仏道を、人類に捧げなければなりません。
親鸞の三願転入には、仏道の本来性が語られているようです。

「烏鷺の争い」というと、それは囲碁のことです。
その情景が稲刈りの終わった新潟の田んぼで見られます。
それぞれのグループで、同じ田んぼで餌をついばんでいます。
今期は、年末にどさっと雪がきたのですが。
元旦には消えて、こんどは烏と白鳥が見られます。
鷺が何処かにいなくなって、今度は白鳥です。
小白鳥ですが、烏の集団には負けていません。
一羽でも、烏の三倍はあるでしょうか。
悠然としたものです。
その白鳥が、三月の聲を聞くと北へ去ります。
一気に寂しくなるのですが、また鷺が田んぼのあちこちへ戻ります。
「烏鷺の争い」と見える風景。
大好きな情景です。
また来年、白鳥が来るのが待たれます。

素晴らしい額です。クリックすると顕通寺の説明です。
| 三月のアピール | 二月のアピール |
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春
雪国の人には たまらなく嬉しい ダルマとの出遇いも |
春を待つ もっと大きく 一切衆生の その浄土を |

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人間精神の故郷を訪ねて、われわれの存在の真実の深みを確保したいものです。私たちはみんな同じ世に在るのですが、だからこそ世を超えたダルマ(dharma)によって真実を開示しなければなりません。仏教そのものが、すでに世を超えて歴史してきていると親鸞は確認しました。新鮮な感覚の持ち主だったことがわかります。その業績に基づいて、世を貫くダルマのもと人々の尊厳を確保しあいたいものです。《里村専精》 |
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| 《参照〜この画面のBGは野生司香雪師のお釈迦様の誕生の図です、ヴアラナスィーのランカ寺院の壁画です。メーンタイトルをクリックすると、その原画があります。ご希望の方は自由にダウンロードしてください。私はディスクトップ(Mac)に使用しています。仏頭は、実際にはマトゥラ博物館の少年像です。静かな面ざしは、弥勒菩薩の雰囲気があります。ヤクシはサンチのトラナに刻まれていますが、2000年をこえた作品です》 | |
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