
18願の信を得たというのは、微妙です。
純粋な仏道体験は、私たちの仏道成就の因なのです。
私たち自体は、凡夫です。
仏道に生かされますが、仏道を操作してはならないのです。
仏道が、凡夫に反映される。
それを18願の信と呼ぶのです。
三願転入の文というものがありますが、そこに親鸞は言います。
「速やかに難思往生の心(20願)を離れて、
難思議往生(18願)を遂げんと欲う」と。。
「遂げんと欲う」というのは、遂げる確信になっています。
そして「果遂の誓い(20願)、まことに由あるかな」と結んでいます。
凡夫往生の確信が18願によって導かれる20願なのです。
これが、実は偉大な仏道を語っています。
凡夫往生を抜いたら、仏道は狭い窮屈なものでしかありません。
が、人類全体を救うほどの仏道が、この20願には示されます。
「まことに由あるかな」という仏道が、本願の仏道なのです。

現在のインドは、力に左右されて力に頼っています。
ことに原子力など、悲しい事実です。
が、もし仏教を回復できたら。
インドは世界を導く精神を発揮するでしょう。
何よりも、仏教はインドからしか生まれなかったのですから。
ヒンズー教の中にブッダを数えていますが、実に寂しい感じです。
なのにインドの人は、アングリマーラーをよく知っています。
ブッダに救われた怖い人、それがアングリマーラーです。
この人の物語が、インドの教科書に載っているのだそうです。
祇園精舎にかくまわれていたアングリマーラーは、
一晩で悟りを開いたと言われています。
人間存在の重さを、深く見いだすことが出来たのです。
が、人々からかなり痛めつけられたと言います。
「耐えなさい」とブッダは、彼を諭し続けられたといいます。
現代のインドは、こういう物語から何を学んでいるのでしょうか。
偉大な仏教を、インドの大地の上に確認して欲しいものです。

アユタヤにはこういうブッダもあります。クリックするとそのアップですです。
| 一月のアピール | 二月のアピール |
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あらたまの
年の初め 生命は 永劫の重さ |
春を待つ もっと大きく 一切衆生の その浄土を |

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人間精神の故郷を訪ねて、われわれの存在の真実の深みを確保したいものです。私たちはみんな同じ世に在るのですが、だからこそ世を超えたダルマ(dharma)によって真実を開示しなければなりません。仏教そのものが、すでに世を超えて歴史してきていると親鸞は確認しました。新鮮な感覚の持ち主だったことがわかります。その業績に基づいて、世を貫くダルマのもと人々の尊厳を確保しあいたいものです。《里村専精》 |
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| 《参照〜この画面のBGは野生司香雪師のお釈迦様の誕生の図です、ヴアラナスィーのランカ寺院の壁画です。メーンタイトルをクリックすると、その原画があります。ご希望の方は自由にダウンロードしてください。私はディスクトップ(Mac)に使用しています。仏頭は、実際にはマトゥラ博物館の少年像です。静かな面ざしは、弥勒菩薩の雰囲気があります。ヤクシはサンチのトラナに刻まれていますが、2000年をこえた作品です》 | |
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