子王大権現
新穂村内巻(うちまき)に龍亀山東光院というお寺がある。俗称『ちんぽこ神社』と呼ばれているそうです。
その奥の院に子王権現があります。ここは巨大な男性のシンボルが奉納されている神社です。これは1996年の7月に奉納されたもので、長さは5m、直径1.5m、重さ3tという立派な物。
ちなみに世界一は長さ4.6m、直径1.8m重さ6tの岐阜県宮川村の子の権現だそうで、ここのものは宮川村の次に大きいとのこと。
ここは子つまりネズミの神様が祭られているところです。ネズミは子供をたくさん生みすぐふえるところから子孫繁栄を願ってのものです。
この権現堂には安産や子授けを願う多くの善男善女がシンボルを奉納していきます。
男性は木で男性生植器を彫って奉納し、女性はお椀のふたを紐で吊したものを奉納するのだそうだ。
権現堂内には様々の大きさのものが、また古い物が多く、お椀のふたは少なく男根がめだつ。
小木の宿根木新田には十上神社という同じく男根が祭られている神社があります。
あと新潟県内では、栃尾市の下来伝(しもらいでん)地区で毎年3月の第2日曜日に、奇祭「ほだれ祭り」が行われる。
ほだれ様は道祖神の一つ。ご神木の大杉(樹齢800年)の横に男性生殖器のご神体(高さ約2.2m、重さ約600k)として祭られている。
ほだれ祭りでは、ご神体を若者たちがほこらから出し、初嫁を乗せ、みこしのように担ぎ町を練り歩くそうだ。
そして参拝者は御利益を得ようとさまざまな願をかけ、ほだれ様をさするということです。