甘党天國
〜佐渡のお菓子は、いとをかし!〜

佐渡の味覚と言えばブリのお刺し身だったり、ズワイガニだったり・・・etc.けれどそんなありがち企画は他誌にまかせて『されど』はお菓子で「佐渡の味」特集。それも普通の観光土産のお店では売ってない地元、いわゆる下町の銘菓を紹介します。

okashi

沢根だんご
割にいろんな所で紹介されてて今更という気がしなくもないんだけど、やっぱりおいしいということで『沢根だんご』(佐和田町)。透き通るくらいに薄い皮にあんが包まれている一口サイズのお団子。皮が薄く作ってあるので、食べる時には要注意。上から水を垂らすと、容器からうまく取り出せる。日保ちしないのでお土産にするのはやめておいた方がいい。車中のおやつに是非どうぞ。ところで沢根だんごは「池田菓子店」と「しまや菓子舗」の2店が作っているのだけれど、地元に人気なのが池田菓子店製、他地域の人に人気なのがしまや菓子舗製だとか。食べ比べてみる必要ありですぞ。
『沢根だんご』(15粒入)400円佐和田町沢根
もじゃきん
それから佐渡では知る人ぞ知る『もじゃきん』(両津市)。「もじゃむ」(茂左ェ門という屋号が訛ったもの)の「きんつば」(回転焼き、大判焼きの一種。何故か栗の形をしている)だから略して「もじゃきん」。親子二代、この道一筋70年のおばあちゃんが一人で焼いている。何の変哲もないお菓子なのだが、あんの甘さが絶妙。甘いもの嫌いやあんこはちょっとという人でも、これなら食べるという。・・・けれども店は看板一つ出してない、普通の民家の土間。午後の適当な時間から焼き始め、材料がなくなったらその日は閉店。更には「宣伝なんかせんで(しないで)くれぇっちゃ」との本人の強い希望により場所を詳しくは紹介できない・・・。文字通り幻の銘菓である。
『もじゃきん』1ヶ50円両津市某所
栃もち
続いては再び両津より、田中餅店の『栃もち』(両津市)。栃もちとは栃の実を乾燥させ、何日も水でさらした後、灰汁でアク抜きをし、これをもち米と一緒について作る。本来が凶作や飢饉の備えとして生み出された救荒食物であり、それだけでは決してうまいものではないのだが、それをあんと一緒に大福にして食べる。素朴な風味が人気。あんを外にまぶしたおはぎタイプもある。
『栃大福』5400円、『栃あんもち』5500円 田中餅店(両津市浜田)
かりん糖
ところで「かりん糖」は漢字で書くと「花林糖」だとか。次に紹介するのは相川のお米屋さん、その名もワダコメさん特製の『かりんと』(相川町)。見た目はかりん糖というよりも、干したフライドポテトといった感じ。そしてひたすら固い!もともと軟らかい菓子ではないが、この固さは尋常ではない。・・・そして何とも不思議なことに、一度食べ出すと止まらないのである。是非お試しあれ。ただしくれぐれも歯の弱い人は気をつけて。
『かりんと』袋入298円ワダコメ(相川町下戸炭屋町)


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