ご近所路上観察ファイル
さて，路上観察ファイルということなのですが，なんのことやらわからんという方もたくさんおられるのではないかと思います。路上観察とは，要は，街の中に潜んでいる様々（謎の，面白い，変な，興味深い，など）な物件を発見し，観察し，愛（め）でようというものです。1980年代後半にけっこうな盛り上がりを見せたんですが，最近では，ベストセラーにもなっている宝島社の「ＶＯＷ」が，その開放的発展形（？）になっています。（「ＶＯＷ」と路上観察を同じにするなという意見もあったりしますが，根底に流れる精神は同じものではないかと思うわけです。私は。）
私自身は，東京で暮らしていた昭和の終わりに文庫版の「超芸術トマソン」（敬愛する赤瀬川原平先生著）を手にして触発されました。が，実はさらにそれをさかのぼること８年くらい前にその「超芸術トマソン」の連載第１回を懐かしい「写真時代」誌上で見て，興味をひかれていたのでした。
ま，路上観察に関する詳しいところはもっとすばらしいホームページもあったりするし，最近では筑摩文庫から「トマソン大図鑑（無，空の巻）」さらにＣＤ−ＲＯＭも出てたりするんで，そちらを見ていただくといいんではないかと思います。
私はなかなかトマソンを探すのは苦手で，才能がないのかもしれないんですが，鑑賞するのは大好きですね。他の人が発見したトマソンを鑑賞すると，うれしくなってくる。そういった人にとっては，文庫もＣＤも必携の物です。
ただ，こういうのはエロＣＤの棚に一緒にしておかないでもらいたい。ヨドバシカメラ新潟店さん。
私のは，路上観察ファイルと言うよりも，お散歩日記みたいなものなんですが，以下，私の狭い行動範囲のなかの支離滅裂な物件をどうぞ。
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