小ネタ物件47

小ネタ物件47


 さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。

 今回はちょっと初心に帰って,その日歩いて撮った写真をその日のうちにネタにしてその日のうちに更新したので,全部亀田町の写真。まぁ,それは見る人には関係ないことなのだけどもな。



 交差点に位置するガードレールでありますけれども,車が衝突したのか,かなり豪快に曲がっているんでした。

 どんな事故があったのかわからないんですけれども,後ろの金網には被害が及ばなかったようでありますね。
 まぁ,ガードレールとしては,自分は傷つきながらも自らの職責は果たしたという充実感があるんではあるまいかと思われるんでした。

 が,その脇に立っていた黄色いカンバン(笑顔で歩こう「あいさつ通り」)はそういう修羅場に慣れておらず,ビックリして宙に飛び上がったままそこで固まってしまったようなんでした。

 亀田町。




 公園に立っている掲示板。何も掲示されていない中で,唯一のメッセージは「えがおと笑いで明るい家庭」ということなんでした。

 いやまぁ,別におかしくはないんですけれども,「えがお」と「笑い」の他に何か明るい家庭の要素は思いつかなかったのかと,思ってしまったわけなんでした。

 でも,この標語というかメッセージを作った人もその辺のことは多少気にしたフシがあるでありますね。 「えがお」を漢字で書くと「笑顔と笑い」になってしまって「カブっている」ことがバレてしまうから,あえて平仮名にしたんではないかと思うのは底意地が悪すぎるでありましょうか。

 亀田町。




 歩道に落ちていた金具。この形は見覚えがあるけど何であったかと思っていたら,どうやらこれは防寒靴の底についていることがある,スパイクの金具のようなんでした。

 雪の降らない地方ではあんまり売ってないのかもしれませんけれども,冬用の靴にはこういうのがついている靴があったりするんでした。
 新潟あたりでもそれほどポピュラーなものではありませんけれども。私もあんまり履きたいと思わないし。

 しかし,この金具が落ちてしまったあと,靴の持ち主は転ばずに家まで帰れたんでありましょうか。

 亀田町。




 ハデな黄色い屋根が印象的なアパートであります。その名も…

「コーポにじ」なんでした。「二時」ではないだろうから「虹」なんではないかと思われるわけですけれども,どうせ屋根の色を派手にするんであれば,いっそ虹の七色にしてしまえばよかったのにと悔やまれるところではあります。

 いやこれはひょっとすると「コーポにじ」は七軒あって,この「黄色」はそのうちの一軒なんではあるまいかとも思われるんでした。
 どこかこの近くに,赤や橙や緑や青や藍や紫の屋根を持つ「コーポにじ」があって,航空写真を撮るとキレイだったりするのかもしれないんでした。

 亀田町。