小ネタ物件45

小ネタ物件45


 さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。

 小ネタは,基本的に話がなかなか広がらないというネタをまとめたものなんであるけれども,書いてるうちに長くなって本ネタよりも長くなる場合もあるのだよな。



 ごち第219号であります。いや特に何が間違っているとかいうことではないんですけれども,なんだかこの「ごち」というのが「ゴチになります」みたいで,海賊船に「ごち」とか書かれていたら襲われる方はバカにされたみたいでイヤだろうなぁ,などと思ったりしたわけでした。
 さらに,下の方では「ニイ」とニヤケた笑いを浮かべた上で「NG」と言ってるし。襲われた上に「だめだこりゃ。大したもの積んでねぇ」なんて言われたらかわいそうであります。もちろん,この船は海賊船ではありませんけれども。

 でも,この船と衝突しても「ごち」とカワイイ音をたてるだけで,たいした事故にはならないような気もするわけでした。しないか。

 新潟市。




「農魂」の碑であります。説明書きとか読んでないからよくわかりませんけれども,川沿いに建てられたこの碑は,河川の氾濫や何かにも負けずこの地の農業を発展させた先人たちをたたえたものなのかもしれないんでした。

 しかしこの「ノーコンの碑」,高校球児というか野球,とくにピッチャーをやる人にとっては避けたい碑なんではあるまいかと思ってしまうんでした。

 でも,農業高校が甲子園に出たりすると「見せろ!農魂!」とか横断幕に書かれていたような気もしないでもないかなぁ,と思い起こしてみたりもするわけでした。

 白根市。




 ここには歯科医院と内科医院が並んでいるようなんでした。

 それでまぁ,いつも人様の名前で面白がっちゃいかんよなぁと思ってはいるわけですけれども,なんとなく,「唐歯科」では穴のあいた歯に真っ赤な唐辛子を詰め込んでふさがれてしまいそうな気がするし,それに耐えられなくてとなりの「新保内科」へ行って不調を訴えても,「しんぼうしないか!」と一喝されて終わってしまいそうな気がしてしまうわけでした。

 いや,もちろんそれはそんな妄想をしてしまう私がいけないのであって,実際にはすばらしいお医者さんたちなんであろうと思うわけですけれども。たぶん。
 だから,もし私が両医院でお世話になることがあったとしても唐辛子は詰めないでください。お願いします。

 新潟市。




 七五三というのは11月の中旬であったかと思われるわけですけれども,10月に入ればもうすぐに神社や写真館では「七五三」の文字が躍っているわけでした。

 写真館でもやはりかきいれどきのひとつであるようで,盛んに宣伝していたりするわけでした。最近はデジカメなんかで写真も手軽に撮れますけれども,やはり親としては,プロにキッチリと撮ってもらいたいという人も多いんでありましょうか。

 で,写真の立てカンバンでありますけれども,最初にこれを見たときには「ほぉ。七五三の写真をタダで撮ってくれるのか。太っ腹であるなぁ」と思ったんでした。

 もちろん,プロの写真屋さんが大事なかきいれどきにそんなボランティアをしてくれるわけはなくて,ホントは7530円が料金であるんでした。よく見ると,七と五の間にはカンマのようなものもうってあるし。でも,勘違いする人も少なからずいそうであります。

 滅多に写真館なんかに行かない普通の人には相場というのがわからないわけで,「七五三」にひっかけた値段だというのはわかるんだけれども,7530円というのが通常より高くなってるのか安くなってるのか,判断つかなかったりするんでした。
「タダで撮ってくれるの?」と入ってくるお客はいないんでありましょうか。いや,それが狙いなのか?

余談:最初,脇に書いてある「衣装着て写真も撮って全部こみ」というのを見たときに,「衣装着て写真も撮って全部ゴミ」と読んでしまい,「うわぁ。すごい辛口な写真屋さんであるなぁ。でも真実だろうけど」と思ったのは内緒。
 いやまぁ,うちのページに書いてあることは全部余談みたいなもんでありますけれども。

 燕市。