トラ物件
トラ物件
この写真は単なる風景写真なわけですけれども,このあたりは新しく作られる道路のために古くからある建物が壊され,更地になっているわけなんでした。
うちのページの物件の中にも,この辺で採集されたものが多くありますけれども,もう見ることの出来ないものも多いんでありました。
まぁ,色々な葛藤の中で変わっていくからこそ,街は面白いわけなんですが。
で,上の写真の手前,緑の柵の下に何か白いものが落ちているんですけれども,これが何であるかというとこういうものだったんでした。
モノは,発泡スチロールの箱のフタのようなんですけれども,書いてある文字によれば,これはどうやら「トラのいえ」だということなんでした。
30×60センチほどの大きさだから,本物の虎が住んでいたにしては小さいと思われるですね。フーテンの人が住んでいたわけでもなさそうだし。
すると,この描かれている動物が「トラ」なんでありましょうか。これはどう見ても例の「中の人などいない!」というあのお方のようでありますが。でもネズミならば適正な大きさかもしれない。
実はあのお方は昔この新潟の地で「トラ」という名前で飼われていたりしたんでありましょうか。かのDズニーランドで見かけたら,「トラ!」と呼びかけてみましょう。思わず振り向くかもしれません。
「トラのいえ」は新潟市・住吉町あたり。