小ネタ物件43
小ネタ物件43
さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。
こないだやったばかりだけれども,また小ネタ。小ネタといっても初期の物件であればひとつのネタになってるやつも多いのだけども。ああ,こんなこともいつも書いてるな。ここに書くネタも尽きているな。
入り口に「冷房中」と書かれているのは,夏の間はよく見かけることができるものでありますね。
昔の,各家庭にクーラーなどなかったころであれば客寄せのために「冷房中」のハリガミをしたかもしれませんけれども,今現在その意味するところは「この建物は冷房中であるから建物内の気温が上がらぬよう入り口の扉を開けたらすみやかに閉めるように」というのが大方であろうと思われるんでした。
ところが,写真の物件はそうではないんでした。「冷房中」の下に,小さく「すずしいです」。
ああ,この大らかさはどうでありましょうか。思わず感動してしまうでありますね。「冷房中だからすずしい」という,当たり前のことがそのまま書かれているだけのハリガミに感動できるというのは,私の心がよごれっちまっているからなんでありましょうか。
冬に行くと「暖房中 あったかいです」と書かれているのかどうか,また行ってみたくなってくるんでありました。
五泉市。
私は今現在auの携帯電話を使っていて,街を歩いていて「auショップ」があると「ほぉ。こんなところにもあるか」と思ってしまうんでした。やはりナビウォークはちょっと歩き人としては心ひかれるところではあります。使わないんだけれども。それはともかく。
この街のauショップの前には自動販売機があって,大きく「au by KDDI」なんて書いてあるもので,「ついに携帯電話も自動販売機で買うようになったのか?」などと思ってしまったわけなんでした。
実際は普通の飲み物用の販売機らしいのだけれども,どこか隅のほうにケータイが買えるボタンがあったりプリペイドカードなんかが買えるボタンがあったりするのか,あるいはケータイで決済のできる販売機なのか,はたまた新発売のケータイは自動販売機の形を模しているのかと,ジロジロ見てしまったんでした。
それはもう,思いっきり向こうの思うツボにはまってしまっているのかもしれないけれども。
五泉市。
こちらはよく見かける,車が通る場所の段差をなくすための鉄板でありますけれども,その下におそらく滑り止めとして置かれているのが,ひと組の軍手なんでした。
これはなんだかちょっと痛そうな感じであります。この鉄板の下で人がつぶれていそうで。しかも両手がはさまれてるから動きようがなくて。この鉄板を動かしてみたら,衰弱した人が弱々しく微笑みながらこちらを見上げて「やぁ」なんて言いそうで。
でも誰もこの鉄板を動かす人はなく,今日も車はこの上を通って車庫に入っていくんでした。
関係ないけど,手袋ってどうやって数えるのか。「一足二足」というのを聞いたことがあるけれども,ちょっとなぁ。それでちょいと気になったので検索してみたら,「一双二双」だそうな。「足」とか「組」とかも使うらしいけれども。
そして,ゴルフとか片手用途の手袋の場合は「一枚二枚」なんだとか。なるほど。手袋は靴下と違って片方しか使わないこともあるのだなぁ。それだと「双」は使えないわな。
それなら,靴下も「双」でいいんではあるまいか。でもまぁ,靴下の場合は片方だけでは使わないだろうし,左右の区別自体があんまりないけれども。え。高級なやつは区別ありますか。そうですか。
新潟市。
どうやらこのあたりでは「おら シロネもん」というイベントが開催されるらしいんでした。
これはやはりあの「ぼく ドラえもん」という名セリフのパクリいやパロディいやオマージュというかなんというかであろうかと思われるわけですけれども,最後の「もん」しか合っていないのにそういう連想ができてしまうところに,かの猫型ロボットの偉大さを思い知らされてしまうんでありました。
いやホントは「おら知らねぇもん」という投げやりな企画なのかもしれませんけれども。
しかし「11TH」ということは,毎月やってるとかいうんでなければ,もう10年続くイベントなんでありますね。合併でこの辺が新潟市になっても,このイベントは残るんでありましょうか。「おら ニイガタもん」では,さすがに猫型ロボットを連想するのは困難であります。
白根市。