小ネタ物件42
小ネタ物件42
さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。
小ネタも,42回。基本的に1回につき4つの物件を載せるわけだから,もう小ネタだけで168枚の写真なのだなぁ。多いやら少ないやら。
新潟県というとこれはもう自他ともに認めるところの米どころであって,米といえば新潟,新潟といえば米というイメージがあるわけでした。
サッカーアルビレックスの応援ソングだかオフィシャルソングだかにも「コメノチカラ」というのがあるようだし。
それほどまでに地元のコメというものに愛着というか誇りと言ってもいい気持ちを持っている新潟県人なわけですけれども,そんな中でこの「越後富士山米」というのはどうなんでありましょうか。
確かに「富士山」というのは「日本一」をあらわす場合に最適な言葉であるような気はしますけれども。でもしかし。
いっそ「越後」というのをはずして「富士山米」でいいんではあるまいかと思うけれども,それだと富士山でとれた米になってしまうのだろうなぁ。
加茂市。
いや別におかしなことが書いてあるわけではなくて,上手な標語であります。
ただ,同じ文字列でもその日の体調によって(なのか?)違うように読んでしまうのが路上観察者というものなんでした。私だけかもしれないけれども。
つまりは,この日私はこの標語の下部分だけを見て「家で『はまっている』」と読んでしまったんでありました。この家では,家族全員「ただいま」という言葉にハマっていて,ブームになっていると。
いやそれだけなんですが。「を」が無いと,もっとスッキリしたのだけれども。
新潟市。
これは,新潟まつりの時期になるといつも同じ場所に出される案内標識なんでありますけれども,果たしてこれでどういうルートをたどればいいのか即座に分かるという人がどの程度いるのかと,思ってしまうわけなんでした。
これでわかるのは,よほどこの辺の道をよく知っている人であろうし,そういう人にはこんな案内はいらないであろうと思われるわけで,日付と時間さえ書いてあればこの矢印はいらないんではあるまいかと,矢印があるがゆえにわかりにくい案内になっているんではあるまいかと思われるんでした。
新潟市。
道端に落ちていた「ライオンタイガーかとりせんこう」。秀逸なネーミングもさることながら,このデザインもなかなかであります。
幼稚園児の間では,どちらが強いかという議論の末に泣き出すものまで出てくるという(そうか?)ライオンとトラが,まるで異種夫婦のように仲良く並んでカメラ目線。そして周囲はお花が取り囲んで。花は,除虫菊とかそういうやつか?
しかし,蚊をとるのにライオンやトラを出してくるというのはどうなんでありましょうか。タバコの火をつけるのに火炎放射器を持ってくるようなものであるような。
してみると,キンチョーのニワトリというのはなんとなく納得の行くチョイスのような気がするわけでした。ニワトリが蚊をとったりするのかどうか知らないけれども。
加茂市。