小ネタ物件41

小ネタ物件41



 さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。

 最近は1回の更新でひとつしか物件が増えないんで,単独で小ネタをやるのはちょっと気がひけるのだけれども,まぁいいや。



 七夕はすぎましたけれども,まぁそういう時季ということで。8月にやるというところも多いかもしれませんが。それはさておき。
 この時季は街の色んなところでこの七夕飾りが見られるんでした。もちろん短冊には願い事がかかれているわけで,おびただしい数の短冊を見ると「これを一枚一枚見るんだとしたら神様だかなんだかもタイヘンであるな。牽牛とか織女が見るわけではないのだよな」などと思ったりするわけでした。

 写真は,そのおびただしい短冊の中でたまたま目に入った一枚であります。ちょっと見えづらいですけれども,そこには「夢の実現」と書かれているんでした。

 むぅ。それを具体的に書くのがこの行事の本質ではなかったか。と思うのだけれどもどうなんでありましょうか。神様だかなんだかも,これではわからんような気もするけれども,ひょっとするとこれは「夜寝ているときに見た夢が翌日現実のものとなるような超能力」を欲しているのかもしれない。欲してないか。

 味方村。




 なんだかこの地域ではあちこちを常に工事しているらしくて,「本日の通行止め箇所」は,左側にある赤いテープを貼り替えることによる可変表示になっているらしいんでした。

 非常に効率的なやり方ではありますけれども,悪意のある者がここを通りかかったりした場合にはタイヘンだったりしないんであろうかと思ったりするわけでした。

 あるいは,誰かが間違えて赤いペンキをこのカンバンにぶちまけてしまったりしたら,この地域は陸の孤島になってしまうんではないかと思ったりするんでした。ならんか。

 新潟市。




 だいぶ前に撮っていた写真。
 当時,何かを連想させるということで撮っておいた気がするのだけれども,それがなんだったか思い出せずに埋もれていたんでした。

 それが,ようやく思い出せたんでありました。
「この土の中には,細身のプードルが頭から埋まっている」
 むぅ。おもしろくないな。いったい何を考えていたやら。まぁそれはいつものことか。

 新潟市。




 いわゆる,ガチャガチャであります。いや今もそう言うのか,あるいは全国的にそう言うのかどうかしらないけれども,「クジもの」好きな私はよく「なんかや」の前においてあるガチャガチャに10円ないし20円突っ込んで回していたものであります。当時どんなのが出てたのかよく憶えてないのだけれども。

 写真は,ふたつ並んだガチャガチャの一方が売り切れてしまったという状況らしいんでした。別におかしなところもないのだけれども,「なくなりました」というハリガミがちょっといい味を出しております。

 そういえば小学校のころ,お金を入れて回したのにカプセルが出てこなくて,当時から弱気だった私はお店の人に言うこともできずに,泣きそうになりながら家に帰ったことがあったような気がする。あのときもこういうハリガミをしていてくれれば,泣きそうにならずにすんだかもしれないのに。

※なんかや=新潟において駄菓子屋を指す一般名詞。最近では子供の会話でも聞かれなくなったような気がするけれども,今でもそう言うんであろうか。

 新津市。