小ネタ物件40

小ネタ物件40



 さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。

 もう小ネタも40回目であるな。今回は「クイズ・物件を探せ!」もあるぞ。ウソ。



 どうやらこのお店では「新建材」と「味噌麹」を二枚看板として売っているらしいわけですけれども,建材屋さんが味噌を売ったりするというのは業界としては当たり前のことだったりするんでありましょうか。

 それとも,今回開発された新建材というのが味噌と麹を原料としていたりするんでありましょうか。その新建材で建てられた家は,ちょっとニオイがキツそうではあります。

 ひょっとすると「新建材 基礎工事」というのを入力ミスおよび変換ミスしてこうなってしまったんだったり…しないか。

 五泉市。




 いやこれは別に何の変哲もないごく普通の交通標語だと思うわけですけれども。
 ただ,この「カチッとね」というのが「ポチッとな」という「ある世代における,ボタンを押すときの慣用表現」を連想させてしまうために,このあと車が自爆してしまうんではないかという想像をしてしまうわけなんでした。私だけですか。そうですか。

 あと,シートベルトは「カチッと」するわけですけれども,安全確認は「カチッと」するものなのかどうか気になったりもするわけでありました。

 新潟市。




 これは青少年の犯罪やら行為やらに関して割とよく見られるタイプの物言いでありますね。最初の単語が「万引き」や「暴走」だったりしますけれども,行為を行う本人だけの問題ではないという意味あいのものだと思われるわけなんでした。

 しかし,普通は「しない・させない・ゆるさない」なんでありますね。それに対してこの物件の場合は最後が「ゆるせない」ということで,「ゆるさない」とは微妙な心情の違いがあると思われるんでした。

「ゆるさない」というのは,まだ許すことができるという余裕のある態度でありますけれども,「ゆるせない」というのはもう選択の余地がない主観の言葉であって,普段被害にあっている人の心の叫びであるように思われるんでありますね。
 すなわち,このカンバン作者はお店の経営者であろうと思われるんでありました。

 新潟市。



クイズ・物件を探せ! レベル2 制限時間5秒。


 …ということではありませんけれども,どの辺が小ネタであったかわかりましたでしょうか。

 もちろん,これは写真まんなか,上から2枚目のカンバンが「かんちき堂」になっているというところなわけであります。
 ひょっとすると「かんきち堂」とは別に「かんちき堂」というお店があるのかとも思ったのだけれどもそれはなく,どうやら純粋に間違っているようなんでした。
 お店の人もカンバン屋も気づかなかったのかどうか。それともやはり何か特殊な事情があるのか。

 この近所に知り合いが住んでいるのだけれども,私が教えるまで「まったく気づかなかった」とか。「見られていないカンバン」というのは,その存在自体がトマソンのような気がするでありますね。

 村上市。

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「クイズ・物件を探せ!」TeNYあたりでやらんかな。私がスーパーバイザーやってあげます。