商品物件

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「志と勘商店」さんはどうやら家庭用品と建築金物のお店のようで,それはハッキリとカンバンに書いてあるわけですけれども,それが書いてなかったらいったい何のお店か考えてしまうでありますね。

 いやまぁ,「山田商店」だったとしてもそれだけでは何のお店かはわからないわけですけれども,そういう,名前が普通なお店の場合は「何の店か」なんてことすら考えないんではないかと。あんまりない名前だからこそ,考えてしまうわけなんでした。

 さらに「志(こころざし)」と「勘」という文字の対比も重要なところでありますね。一見ちょっと相容れないようなふたつの言葉だけれども,商売をやるには大事なことなのかもしれない。
 商いに大きな志は必要だけれども,それだけでは不十分である。ここぞというときに働く,勘も大切なのである。と説いてるのかもしれないんでした。

 いやそんなことは全然関係なくて,この辺では家庭用品のことを「志」,建築金物のことを「勘」と呼んでるだけなのかもしれませんけれども。
 そんなこたないか。


 こちらは,「マッサージ はり・きゅう 笠井炭屋」さんであります。
 むぅ。いったいどれが本業やら。いやまぁ別に兼業しててもおかしくはないですけれども。
 でも,マッサージやはりはまだしも,お灸をでっかい炭を使ってやられたらイヤだなぁ。いやその方がお灸マニアは喜んだりするのか? いるのか?お灸マニア。

 関係ないけど,今変換してたら「火災炭屋」と出てしまった。それもイヤだなぁ。
※もちろん,これは単に漢字変換の問題でありまして,笠井炭屋さんの炭は実に安全な炭であります。たぶん。


 見た目,小さ目の普通のスーパーのようなお店に掲げられているカンバン。
 単に「あっせん所」ということなんだけれども,何をあっせんしてるのやら。私が無知なだけで,みんなが知ってる一般常識的なことなのかもしれませんが。
 なんかスゴイものをあっせんしてくれちゃうんではあるまいかと,ちょっとドキドキしてしまうんでした。しないか。


 こちらは「山田修正(有)」ということで,いったい何の会社かと思ったりするわけでした。
 でもまぁ,このあたりにはいくつか「××修正」とかいう会社があったから,この辺ではよくある仕事なんだろうけれども。
 栃尾市だから,織物関係か? 「あぶらげ」関係ではないだろうな。それとも「貴様の根性を修正してやる!」みたいなところだったりするのか。

 いくつかあった修正会社の中でもこの会社の場合は特に「山田。修正有り。」みたいな感じが面白かったんでした。

「志と勘」は岩室村・和納あたり。
「はりきゅう」は栃尾市・栄町2あたり。
「あっせん」は栃尾市・栄町2あたり。
「修正有」は栃尾市・栄町2あたり。