小ネタ物件34

小ネタ物件34



 さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。
 という,小ネタコーナーの,その34であります。小ネタのつもりで書いててもどんどん話が膨らんでしまう場合もあって,書いてみないとわからんのだよな。



「あなたにもできる ちくちくちくちく」ということで,おそらく和裁を教えてくれるところであるような気がするわけなんですが。「きもの・和裁」とも書いてあるし。
 でもひょっとするとそれはカモフラージュで,ホントは「姑学校」だったりするのかもしれない。新しく嫁を迎えるにあたって,どういう風にイヤミを言えばもっとも効果的であるか,ということを教えてくれるところ。
 確かに「ビシビシ」よりも「ちくちく」来られるのが一番こたえそうであります。「主婦コース」もあるようなので,嫁に限らず夫に「ちくちく」することも学べるようなんでした。

 新潟市。




 この先にスクールゾーンがあるということで,まぁそれだけでわかりそうなもんでありますけれども。しかし,横文字が苦手で意味がわからないという人がいたら大変だということで日本語訳もつけられているんでした。
 学校地域…。確かにその通りなわけなんですけれども,「スクールゾーン」がわからん人間が「学校地域」と言われてわかるのかどうか。
 どこかにあるであろう「シルバーゾーン」は「銀地域」と表示されているんでありましょうか。

 見附市。




 いや特におかしなカンバンではないんですけれども。おそらく浴槽の販売やら風呂周りの工事やらをしてくれるお店なんだと思うんですが。ただ,この「店」というのが「屋」になると銭湯になってしまうんでありますね。販売業がサービス業になると。
 でも「茶店」と「茶屋」はどうか。「料理店」と「料理屋」は…なんてことを考えたりするわけでした。

 長岡市。




 カンバンに書かれる誤字で一二を争うであろうと思われるのが「捨」と「拾」でありますね。このページの物件でも2度くらい登場しているような気がするわけですけれども,やはり字の形自体が似てるんでありますね。
「拾」に「十」を加えると「捨」になる。「手に合ったもの」は拾われるけれども,重量オーバーすると捨てられるんでありましょうか。

 ちなみに,このカンバンを背負っている後ろ姿は「男・岩鬼」であります。ここは古町5・「水島新司ストリート」なんでした。

 新潟市。