語呂物件

語呂物件


 このお店,「すしまさみ」さんでありましょうか。
 いやもちろんお店の名前にケチをつけようなどという気は毛頭ないわけであるというのは,このページを訪れた方であればわかっていただけてると思うんですけれども。ただまぁ,ちょっと語呂が悪いかなと,思ってしまうんでした。

 寿司屋さんの名前の場合,「○○寿司」あるいは「寿司××」のように,「寿司」の前に名前がつくものと後に名前がつくものとに大別されるですね。

 前者の場合は「○○」の部分に入る言葉が何であっても語呂的にはあんまりおかしくはならないんと思われるんでした。たとえば「ニューヨーク寿司」というお店であってもまぁ,読む分に関しては違和感なく読めるですね。おそらく誰が読んでも同じようなアクセントのつき方になるんではないかと。
 違和感ないと言っても,そのお店で食べたいと思うかどうかというのはまた別の話ですが。

 で,写真の物件の場合は後者なわけですけれども,これは読む人によってアクセントが変わりそうでありますね。読む人によって,というか,自分が読もうとしたときにちょっと迷ってしまう。
「寿司」と「正美」を一瞬区切ってそれぞれを独立したアクセントで読むのか,「物語」と同じアクセントでつなげて読むのか,さらに別の読み方があるか,などということを考えてしまうんでした。私だけか?

 まぁ,一度電話でもして注文してみればすぐわかるわけですが。あ,それが新規顧客獲得のための戦略なのか? ちがうか。
 それとも,「すしまさみ」さんというのは個人のお名前なんでありましょうか。だとしたらハデな表札であるな。


 こちらはまぁ特におかしなところもないわけですけれども,富川さんのお宅は自転車屋さんであるとともに助産婦さんもやっておられるようなんでした。

 いやホントにおかしなところは全然ないんですけどもね。なんか,「自転車」というのと[助産婦」というのがちょっと語感が似てるかなと,思っただけなんでした。今はあんまり抑揚をつけずに「じてんしゃ」というけれども,子どもの頃は「助産婦」と同じアクセントで「じでんしゃ」と言ってたなぁ,などと思ったりしたわけでした。

「正美」は横越町・中央2あたり。
「自転車」は栃尾市・栄町2あたり。