45度物件
45度物件
通常,まんじゅうというのは漢字では「饅頭」と書くわけですけれども,こちらでは「まん十」と書くわけなんでした。通常といっても「饅頭」なんて字は滅多に書かないし,書けと言われても咄嗟には書けないような気もしますが。「饅」はまだしも,「頭」を「じゅう」なんて普通読まないわけで,「十」と書いたほうが子どもにも読めてよさそうでありますね。
まぁ,「まん十」という表記をあえてしている商品もけっこうあるようで,そんなにおかしな書き方でもないみたいではありますが。ただ,これに「お」が付いて「おまん十」になると,なんだかちょっとアレな感じがそこはかとなくしてくるわけなんでした。
あたかも,4文字単語の最後の一文字を伏字にしているようで。「おまん×」みたいな。いやそれは単に私の欲求が不満しているだけなのかもしれませんけれども。
しかも,その「おまん×」には和モノや洋モノがそろっていたり,お赤飯が関係したりもしているようなんでした。今日から大人でありますね。何を言ってるやら。
いや,これは「おまん×」ではなくて「おまん十」でありました。「×」ではなく「+」。足し算と掛け算では結果がまったく異なるわけだから,間違えてはいけません。
…しかしまぁ,くれぐれも4文字目に「さんずい」を付け足したりしないようにいたしましょう。何を言ってるやら。
ということで,「×」と「+」は45度角度を傾けただけでよく似ているわけですけれども,カタカナでは「メ」と「ナ」が同じような関係になるでありますね。
こちらは,美容室「メルシー」さんのようなんでありますけれども,文字が斜めに書かれていることと相まって「ナルシー」さんのようにも読めたりするんでした。
最近はナルシストのことをナルシーと読んだりするのも一般的でありますけれども,まぁ美容室で「ナルシー」というのも悪くはないのかもしれない。キレイになりに行くわけだから。
でも,美容室の従業員がナルシーだとするとイヤでありますね。客を座らせるだけ座らせておいて,自分の姿を鏡に映して「私は美しい」とか言いながらウットリしてたりすると。
私は美容室って行ったことないからどんなとこかわからないんですけれども。床屋さんよりはナルシーな人が多そうな気がするわけなんでした。
「おまん十」は見附市・今町4あたり。
「ナルシー」は見附市・今町3あたり。