オールド物件
オールド物件
このお店が佐藤ふるい店という名前になったのは平成に入ってからで,それ以前は佐藤あたらしい店という名前でありました。
というのはもちろんウソなわけで,おそらく「ふるい」を専門に売っているお店であろうと思われるんでした。
漢字で書くと「篩」。変換して初めて知った。竹の師か。先生というのはふるいわけるものであったか。むぅ。英語で「ふるい」はバンブーティーチャ-と言ったりするのか。しないか。
それはともかく,やはり「佐藤篩店」では読める人も少ないのだろうなぁ。そうすると平仮名で書かざるをえないでありますね。新築の頃も当然あっただろうに,ぴかぴかの店にカンバンをかけるとその瞬間お店は「ふるい店」に。
カンバンを作るときに,店主は「ああ。なぜ俺はふるいで商売をしようなどと思ったのだろう」とか考えたでありましょうか。考えないか。
こちらは全然オールドじゃないですけれども,ふ○いつながりということで,「ふかいデンタルクリニック」であります。以前も同じような物件あったような気もするけど,まぁいいや。赤瀬川翁の著作読んでても,同じ物件いっぱいでてくるしな。そういう問題ではないか。
ということで,ただでさえあんまり行きたくない場所である歯医者さんが,さらに「不快」であると。んー,さらに行きたくなくなるですね。もし名字が「深井」さんであるならば,漢字を使った方がよろしいんではないかと思ってしまうんでした。
でも「不快」ではなく「深い」もイヤであるな。もう,歯にあける穴はアゴを突き破らんばかりに深くあけられて,治療器具がその穴にぎりぎりぎりぎり押し込まれたり,その治療器具でぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり神経を掻き混ぜられたりするのかもしれない。
いやもちろんそんなことはなく,実際は丁寧で心地よい治療をしてくれる歯医者さんである(だろうと思う)わけですけれども。
とフォローしておけば,万一ここにかかることになっても痛くしないでくれるかな。しないでください。
でもホントは意外と院長先生アニメファンで,「腐海」なのかもしれない。治療後の歯から王蟲が…。ちがうか。
上は亀田町・稲葉3あたり。
下は亀田町・西町1あたり。